辛さに慣れる

7時半起き。
寝足りなさを感じた。
睡眠が浅かったのだろう。
寝床で布団を足にかけたまま上半身だけ起こし、しばらくじっとしていると少し目がさえた。
台所で水を飲み、布団をたたむ。
動作の一つ一つをカウントするかのように動くと、余計なことを考えなくなる。
眠いとか辛いとかだるいとか。

筒井康隆『銀齢の果て』読む。
老人小説であろうとタイトルから推測していたが、まさか老人のバトルロワイヤルだとは思わなかった。
あり得ない設定であるがゆえに、ヒューマニズムの入り込む余地はみじんもない。
これでもかと言わんばかりに展開する殺し合いは、黒い笑いに満ちている。
映画化は無理だろう。
談志師匠が落語にしたら面白いだろうなあと思う。

夕方歯医者へ。
終わったと思っていた前歯の最終治療をする。
治療はすぐに終わる。
次回は右上の歯を治療するとのこと。
3月ぐらいまでかかるかもしれないなあと嘆息する。

夜7時半、実家へ帰る。
鍋を食べる。
牡蠣と鱈と豚肉が沢山入り、野菜は少なかった。

腹を休めてから走る。
市川まで往復。20K。
楽に走れることは当分ないだろうと覚悟を決めたものの、走り出しの辛さには泣きたくなる。
10キロ走れば体が落ち着いてくるが、15キロを過ぎるとへたる。

それでも先週よりは負荷に体が慣れてきたようだ。

11時過ぎ帰宅。
風呂に入り、『銀齢の果て』を少し読み、就寝。