『仮装儀礼』読了

12時前に起きる。
昨日の残りのおかずでご飯を食べる。

篠田節子『仮装儀礼』昨夜読了。
架空の宗教が信者を集め、拡大した果てに崩壊するという話。
過程や細部の描写が真に迫り、
(ありうるなあ)
と唸らせられた。
解散を宣言しても信者に解放してもらえず、狂信者のように流浪する後半部分が出色。
宗教とは何か、神とは何かという問いを、思い浮かばずにはいられない。
『弥勒』に匹敵する面白さだった。

久しぶりに走ろうと思っていたが、外は雨だった。
夕方まで実家にいる。
特になにをするというわけでもなく過ごす。
夕食を食べてから実家を出て、8時帰宅。

角瓶をちびちび飲む。
連休もそろそろ終わりだから酔ってしまえという気分でいた。
半分近くあけると、空が白んでいた。
4時過ぎ就寝。