夢と弛緩

10時起き。
カレーライスを食べ、買い物に行く。
よく行くスーパーで、Sさんというパートの女性を見かける。
レジ打ちが早くて正確で、仕事がきびきびしている人だったのだが、ここ数ヶ月見かけなかった。
やめてしまったのかと思っていたので、嬉しかった。

12時頃、どういうわけかひどくねむくなり、1時間ほど昼寝をする。
色々考えていたら、いつの間にかレム睡眠に突入してしまったようで、はっきりとした夢を見た。
『顔と名前』千秋楽を迎えている。
劇場はd-倉庫ではなく、夢にいつも出てくる体育館みたいなところ。
本番が始まるのだが、オープニング前に自分が並べる箱が、どういうわけか見あたらない。
急いで楽屋に戻り、箱の所在を聞く。
どうやら、バラシ始めてしまったようだった。
バラシ途中の箱を舞台に並べるが、次の出番がある役者達が座れずに困っている。
どうしようと思いながら、他の廃材を探しに袖に引っ込む。
ここで、どういうわけか、
(もう一度リセットしよう)
と思う。
すると、時間が本番前に戻る。

そのあたりで目が覚めた。
横になってから1時間弱ほど経っていた。
体が完全に弛緩した状態で目覚めたので、指に力が入らなかった。
そのまま寝てしまうのが一番幸せな寝方なんだろう。

コーラを飲んで無理矢理起き、買ってきた筋子をお湯でほぐし、いくらの醤油漬けを仕込む。
2時、カレーライスを食べる。

2時過ぎ、出かける。
池袋から東上線で大山へ。
キコ『Live Forever』観劇。
阪神大震災を題材にした作品。
映像が凝っていた。
大きい映像より、柱の一部だけに映す小さい映像の使い方が演劇的だと思った。

5時半終演。
外に出るとすでに真っ暗だった。
松本さんに会いたかったが、バラシに突入しそうな気配だったので、そのまま帰る。

7時帰宅。
昼寝から弛緩状態で無理矢理起きた後遺症か、頭がぼーっとしていた。
12時過ぎ就寝。