新宿西口の居酒屋の話

朝、ハムのサンドイッチを作って食べる。
気分、というか、精神状態は少しずつ落ち着いてきた。
精神状態と書くのも大げさだが、それ以外に何と書けばいいのだろう。

酒を減らそうと思うことは、過去に何度もあり、実際にそう思ってからしばらくの間減らしている。
過去の日記を検索してみたら、色々書いてあった。

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2006年9月30日 土曜日 | マグネシウムリボン

酒について定期的にあれこれ思うのは、ただの「性癖」であるようだ。

昼、コンビニ食。
外は冷凍庫のように寒かった。

夕方、新宿の「やまと」へ。
芹川、知恵ちゃんと飲む。

芹川の書いた習作を年末年始に読ませてもらっていた。
メールでファイルをもらった時、予想していたよりもかなり量が多かったので驚いた。
読み終えるのに時間がかかった。
書くのは3週間ほどしかかからなかったのだという。
つまり、ただもう、書きたかったから書いたということだ。
加工品ではなく、生の素材に近いと言える。
欲しい要素と、こうした方がいいという意見を伝える。

「やまと」は、サラリーマンだらけのお店で、ビールとハイボールが激安なので、ちょくちょく利用している。
知恵ちゃんの仕事場から目と鼻の先だ。
「店に入って来た時、うわ、黒いって思いました」
スーツの客だらけだったからだ。

芹川は年末に友達とここへ来たらしい。
混んでいて地下1階に通されたらしい。
「以前塚本さんと来た時は2階で、働いているのはきれいで仕事が出来るお姉さんばかりだったじゃないですか。ところが地下1階は、どよーんとしてるんですよ」

今日通されたのは3階だったが、注文した「にら玉」がなかなか来なかった。
当たりは2階ということだろうか。

9時半過ぎまで飲む。
1階レジで、きれいな女性店長さんらしき人から、
「席代わっていただいて申し訳ありませんでした」
と言われる。

できる、と思った。

知恵ちゃんにそのことを言うと、
「すごい気遣い」
と答えた。

10時過ぎ帰宅。

リチャード・ブローティガン『アメリカの鱒釣り』読了。
表紙の写真が格好良かったので写真に撮った。
リチャード・ブローティガン『アメリカの鱒釣り』