距離もわからず走ると疲れる

12時前に起きる。
トーストを3枚食べ、図書館に行く。
ハイデガー『存在と時間』1巻。
田中慎弥『神様のいない日本シリーズ』借りる。
ハイデガーについては、図書館で借りてさらっと読める代物ではないことはわかっているので、ラスボスの強さをレベル1で体験するためにシャレで借りてみた。
真ん中くらいのページをめくって読んでみたら、あまりのわからなさに気分が悪くなった。
全部読んだら死んでしまうのではないか。

2時前に走りに行く。
狛江方面に行くとだけ決めていたが、そこからどういうコースをたどるかは決めていなかった。
久我山の踏切を渡り、甲州街道を左折し、仙川を南に曲がる。
狛江方面に向かって走り、世田谷通りに出て多摩川を渡り、そこからどこに向かうか少し迷う。
世田谷通りを真っ直ぐ進むと、南武線を渡るのが面倒だ。
元の道を戻っても20キロ少しにしかならない。
多摩川沿いの道を見ると、走りやすそうだった。
走ったことのない道だが、迷うことはないだろう。

多摩川縁を上流に向かうことにした。
風が冷たかった。
視界が開けているせいか、どのくらいの距離を走ったのかわかりにくい。
Walkmanの時計を判断材料にして、何分走れば何キロというふうに距離の目安をつけた。
多摩川原橋に着いたあたりで、大体18キロ弱走っていたのだが、走っている時点ではそのことがわからない。
川沿いを15キロくらい走り続けたような気もしたし、せいぜい5キロくらいしか走っていないような気もしていた。
いずれにせよ、エネルギーが切れて、へたっていた。

橋を渡り、水分と糖分を補給して、甲州街道まで戻る。
電気通信大学のあたりだった。
そこから東へ走り、千歳烏山から北に曲がり、久我山の踏切を渡り、5時過ぎにようやく帰宅。
シャワーを浴びてから地図を調べると、走行距離はおよそ30キロ半だった。
いつもよりも疲労感が強かったのは、途中で何キロ走っているのかわからなくなったからだ。
特に川崎市の多摩川河川敷を北上している時がそうだった。
どこまで走ればいいのか不安になった。

夜、ポークビーンズを作って食べる。

OK GOのPVを、昨日に続いて見る。
どれも手間暇がかかっており、撮影に何時間かかったのだろうと思うものばかりだ。
メンバーが黙々と出演しているのが面白い。
曲も演奏も好み。