WHO WAS CUT? @ロック食堂

朝10時起き。
編集を終えた映像のエンコード作業をする。
終わったものをその都度やっておけばよかったと後悔。

チョコレートをつまみながら昼の2時過ぎまで作業。
すべて終わってからロック食堂へ。

プロジェクターとスクリーンの位置が、下見の時と異なっていた。
前回はPCの出力から店のアンプに音声を出力し、映像はプロジェクターにつなげていた。
ところが、プロジェクターの位置がアンプとはかなり離れてしまったため、音声出力ができなくなってしまった。
いったん家に戻って対策を考える。

方法1 プロジェクターとPCをつなげるHDMIケーブルを長いものにして、PCとアンプの位置を近づける
方法2 PCとアンプをつなげるピンコードを長いものにして、プロジェクターの位置からアンプまでコードを這わせる
方法3 家にあるPC用のスピーカーを使う

とりあえずこれだけの方法が浮かんだ。
方法1に関しては、新しいケーブルを買わないといけない。
方法2は、2メートルほどのピンコードを延長プラグでつなげるだけ。
方法3は家のPCにつないだスピーカーを外すだけだ。

ピンコードとスピーカーを鞄に入れてから、荻窪のさくらやへ。
HDMIケーブルを物色し、5メートルのものを買う。

自転車でロック食堂へ戻りながら、どの方法が一番よいか考える。
ピンコードを使う方法は、音声信号がアナログだけに、使わない方がいいだろう。
HDMIを使う方法は、信号の劣化は心配しなくて良いが、PCとプロジェクターの位置が離れてしまうので、映像を流す時に自分が画面を見ることができない。
となると持参したPCスピーカーの出力次第だ。
結構ちゃんとしたスピーカーなのだが、店のスペースにまんべんなく聞こえるかどうかは、やってみないとわからない。

5時過ぎにロック食堂に戻る。
石川浩司さんがすでに来ていた。
挨拶する。

プロジェクターの近くにPCを設置し、PCスピーカーを試してみる。
ボリュームを上げると、かなりの音量で音が流れた。
会場設営をしていたモチメに確認をしてもらう。
「全然大丈夫だよ」
とのことだった。
これでプロジェクターの近くで映像のオペができる。
ほっとした。

映像の写りを調整しつつ、音を何曲か流してみる。
石川さんは流れてきた曲に合わせてパーカッションを叩いていた。
時々、曲がよく聞こえなくなるらしく、ボリュームは最大にしないといけなかった。

モチメの指示でプロジェクターは客席の壁寄りに。
座るテーブルとスペースも最小限に留め、お客さんの席を極力増やす。

準備が終わるとやることがなくなった。
石川さんは外へ。
モチメは開場準備。
ロック食堂の七尾さんは料理の準備に余念がなかった。

6時に開場。
お客さんが入ってきて、壁に展示してあるロックスターの切り絵を眺める。
今回のイベントは、「ロック巻き定食」を食べ、お酒を飲みつつ、切り絵を鑑賞し、石川さんのライブを見るというもの。
3000円にドリンク代という値段は、異常な安さだと思う。
朝からチョコレートしか食べていなかったので、料理の匂いが胃袋にこたえた。
亜企ちゃんがお友達と見に来た。
旧知のことさん、モチメのお母さんも来た。
壁に張り付いた状態で挨拶する。

7時半から石川さんのライブが始まった。
前半は石川さんがアコースティックギターを引きながら、自分の曲の中でロックのカテゴリーに入れてもいいものを歌った。
石川さんの肉体は、ひと動作ごとに波動を伝えてくる。
これに生歌生演奏の迫力が加わるのだから、たまらない。
ギターをめちゃくちゃにかき鳴らして絶叫する姿は、確かにロックそのものに見えた。
ロックって何だろう?
そんなことを考えさせられた。

前半が終わり、15分ほど休憩をはさむ。
お客さんはトイレに行ったり、飲み物の追加注文をしたりしていた。
隙を見てプロジェクターのスイッチを入れ、映像の準備をする。

第二部が始まる。
曲を5曲くらい一気に流していいとのことだったので、オープニングから、キンクス、ピンクフロイド、ビートルズ、ザ・フーまでを一気に流す。
途中でモチメが来て、スピーカーのボリュームを上げていた。
PCの出力レベルも最大にする。

5曲目が終わってから、石川さんがモチメをステージに上げ、今回の切り絵イベントについてのトークをした。
モチメはここ最近、ザ・フー以外ほとんど聞かない「フー馬鹿」になっていて、4月のロジャー・ダルトリー来日公演に言った時のことを興奮気味に話していた。

ひとしきりトークをしたあと、後半戦に入る。
レッド・ツェッペリン、ジョン・レノン、ジミ・ヘンドリックス、ローリング・ストーンズ、イエスと、一気に流す。
ストーンズの時、石川さんはチェーンをパーカッションに振り下ろしていた。
鬼気迫るものがあった。

最後のイエスが終わり、石川さんが挨拶をしてスクリーンの後ろに引っ込む。
アンコールを求める拍手が続く。
石川さん、再び出てきて、
「あの、今の(イエス)がアンコールなんです」
と言った。
実際、そのための曲で、ストーンズのあとに再生をいったん止めたのだけど、場の勢いがついていたので、そのまま再生を続けてしまったのだ。

石川さんはアンコールに応え、寸劇を交えつつ、アカペラの曲をやった。
身一つの「締め」だった。

ライブが終わり、後片付けをする。
スピーカーの音質や音量など、色々思うところはあったけど、特等席で存分に楽しむことができたので、とても充実した気分だった。
トシさんに声をかけられる。
途中から入ってきたのだという。
亜企ちゃんとトシさんは合流し、店で飲みなおしていた。

片付けに一区切りがついてから、モチメ、石川さん、浅井カヨさん、鏑木さんのテーブルで、ささやかに打ち上げに参加する。
石川さんには、色々気をつかって話しかけていただき、恐縮しつつも楽しく場の会話を聞く。

名残惜しかったが、12時に辞去する。
12時半帰宅。
打ち上げメンバーはおそらく、朝まで飲むのだろうと思いながら、風呂に入り、2時前に就寝。