下見

8時半起き。板橋へ。
マグ不足公演で利用を予定しているアトリエセンティオの下見をする。

駅から歩いて5分ほどの、アパートや住宅が建ち並ぶ一角にあった。
外側から見ると、大学の古いサークル部室のようだった。
中に入ると、劇場さんがパソコンで作業していた。
挨拶をし、中を見させてもらう。
壁面がすべて白に塗られていて、日常から隔たれた特別な空間の雰囲気を醸していた。
白い何もない空間に、なにかオブジェクトを配置するだけで、ものの存在が浮かび上がる感じがする。
ものを、裸にするような空間、とでもいえばいいのだろうか。

30分ほどスペースの空気に触れさせていただき、説明を受けて、劇場をあとにする。
センティオフェスティバルのチラシを一部いただいた。
デザインが大変格好良かった。

11時過ぎ、荻窪の丸信で中華そば食べる。
日曜日は休みだと勝手に思っていたが、堂々と営業していた。
営業時間が昼?だけなので、開いている時に前を通ることが少ないのだ。

帰宅し、芹川と知恵に下見の顛末をメールする。
マグネシウム不足のコンセプトをひと言でいえば、「役者が身一つで何とかする」である。
舞台美術建て込みなしの白い空間に役者がぽつんと立たせ、あるがままの自分以外出しようがないというシステムで、芝居を作っていきたいと思った。

4時過ぎに外に出る。
稽古場が春日だったので、飯田橋まで出て大江戸線に乗り換える。

5時半から稽古。
稽古場から春日通りの交差点や後楽園ゆうえんちがよく見えた。
夜景が綺麗。

9時半に稽古終了。
腹が減っていたので、稽古場近くの「烈士洵名」でラーメンを食べる。
昼に続いてラーメン。
有名な店らしい。
器が、カレーの器みたいに平べったかった。
スープはやや塩辛く感じられた。

ピンク・フロイドを聞きながら飯田橋まで歩く。
11時帰宅。