スランプ台みたいな自分

沈んだり浮いたりを周期的に繰り返している。
原因を取り除くことができず、常に感じているから、心が腫れたり、晴れたりする。
今朝は腫れていた。
気分が落ち込んで、悲観的なことばかり考えるようになり、ますます気分が落ち込むというスパイラルにはまっていた。
ニワトリが先か卵が先か。
朝起きた時の気分がスタート地点だ。
良くないと、悲観的なことを考えるサイクルが始動する。
逆だと、楽観的サイクルになるのだ。

こういうサイクルにはまると、パチンコのスランプを連想してしまう。
10年以上前のパチンコ。
大当たり確率の分母だけデジタルを回しても当たりがこなければ、スランプに突入したと判断していた。
一度はまると、なかなか抜け出せなかった。
朝一番に打ち始めて、何となくはまりそうだなと感じることもあった。
予感が当たることの方が多く、そういう時は何をしても当たりは来なかった。
(一回だけ当たればいい)
という気持ちで打っていると、必ずといっていいほど大損した。
当たる当たらないではなく、スランプに陥っているという事実が重要だったのだ。
だから、スランプから抜けるという体験を欲し、追加投資を繰り返した。

パチンコの場合、スランプの終わりは唐突にやってきて、その後はジャンジャンバリバリ状態になることが多かった。
確率が落とし前をつけているなと、当時は思っていた。

朝起きて気分が良くなく、ネガティブ思考になって午前中を過ごしていても、午後になって気がつくと、ポジティブ思考に変化していることがある。
いつ、そうなったのかわからないのだ。

今日は、一日中うだうだと考えていた。
パチンコにたとえると、トータル2000回まわして単発2回確変なしみたいな感じ。
もちろん、そういう日はある。

夕方、「えぞ松」でホイコーロー定食食べる。
テレビで相撲中継をやっていた。
全勝中の白鵬が日馬富士に勝ったところで店を出た。

家に帰り、白鵬の相手は日馬富士ではなかったことを知る。
どうやら日馬富士も全勝らしい。
面白くなってきた。