坊っちゃん

7時40分起き。
昨日ほど寒さは感じなかった。

本棚から夏目漱石『坊っちゃん』を取り出し鞄に入れる。
電車の中で読む。
語り口の面白さに吹き出しそうになる。
漱石が通い詰めたという、寄席の面白さ。
啖呵が心地よい。

午前中、昨日の帰りがけに依頼された仕事をする。
A3に印刷された表を素に、上から順に更新クエリを作っていくという地道な作業。
8割方終わった時点で、そのまま作っては不具合が出ることに気づいた。
急いで担当者を探すが、会議のためか離席中だった。
別の同僚に話をすると、
「ああ、伝わってなかったんですね」
と、補足説明をされた。
1時間半、ちまちまと作業したことが一瞬でパアになった。

頭に血が上ったので、外に出て深呼吸し、気合いを入れ直す。
根性で昼休み前に修正版を作った。

午後、契約の件で担当の人が来たので、1階ロビーで色々話す。
8月から10月にかけての忙しさや、五人分の仕事をしなければならない窮状、新人君の教育をしていることなど。
不満を伝えてストレス解消しようというのではなく、今後のことを見据えた希望を伝える。

夕方、出力とインポートの仕組みを両方作る。
途中で、そのまま運用しては不具合が出ることに気づき、担当者とロジックを練り直す。
修正作業に小一時間余計にかける。
7時過ぎに仕事終了。

東中野の「十番」でタンメンと餃子を食べる。
後輩のFACEBOOKに写真がアップされていて、急に食べたくなった。

ブックオフで夏目漱石『坑夫』『行人』買う

8時半帰宅。
腹の具合が落ち着いてから、ジャージに着替えて走りに行く。
昨日よりは寒くなかった。
環八を下り、五日市街道経由で戻る。
5キロ前後か。
走り足りないくらいの距離が、肉体のメンテナンスには丁度いい。

風呂から上がり、『坊っちゃん』続き読む。
長い小説ではないし、読みやすいので、あっという間にラストへ。
痛快。