2週間後は良くなっている

北杜夫『どくとるマンボウ青春記』読む。
北杜夫の本を読むのは初めて。
なぜこの本を読もうと思ったのか、図書館の本棚にいた時点の自分の心理状態は覚えていない。

読んでみると読みやすい。
ユーモアを感じる。

夜、上荻にて稽古。
一昨日の稽古で「2週間後にはすごく面白くなっています」と言った。
責任もあるけれど、経験としてもそう思う。

今はとにかく、短編を仕上げないといけない。
すべてはそれからの話なのだ。

初参加の野村さん。
なにをやらせてもこなすという印象。
「コントを中心にやっていました」
と、先月お話しした時に聞いたが、どんな芝居をしてもらえば一番いいのかわからなくなるほど、出してくる人物像の幅が広い。

参加人数が少ないが、稽古参加状況は良い方。
誰か一人欠けると稽古の進行がままならなくなるので、ありがたい状況だ。

一昨年の「テキストファイル」から4ヶ月ペースで公演をうってきたが、今回は久々。
半年のブランクがある。
芝居作りをすることで、精神的に追い込まれ消耗していくことのないようにしたい。

チラシ、入稿寸前まできた。
折り込みではなくDMや各役者の宣伝用に刷るため、量はそれほど多くはないが、「テキストファイル」の時のようにチラシを刷らないと、公演の記録がゼロになってしまう。
あの時はどうして刷らなかったんだろう。
色々あって、それどころじゃなかったといういいわけもある。

今回はまだ、どういう公演になるのか見えていない。
短編は徐々に進んでいる。
一本一本の出来がどうこうより、全体をどういうふうにくるむか、それが今悩んでいるところだ。