急に実家へ

朝、しんどい気分だったが、諦めるような気分で起き、仕事に行く。
しんどい、辛いのは当たり前だし、仕方ないなという気分。

阿川佐和子『婚約のあとで』読了。
短編集。
姉の話から妹の話、仕事で関わるデザイナーの話、不倫相手の妻の話と、主人公が変わっていき、最後は姉が主人公の話に戻って終わる。
主人公が変わると視点も変わり、内面をのぞいてわかったつもりでいても、他の人からは違う風に見えるという経験ができる。
実に巧みな構成で、短編ひとつひとつの筋運びも見事。
会話も面白く、極上の短編集だった。

仕事中、スマホに着信。
父からだった。
コールバックする。
プリンタの不調についての質問だった。
電話では説明出来ないので、今日帰ると告げる。

夕方7時、実家へ。
先日買った新しいプリンタが、ヘッドの不調で印刷がうまくいかなくなったので、メーカーに新しいものと交換してもらったそうだ。
そのため、WiFi設定をし直さなければいけなくなったらしい。

前のプリンタ設定を削除し、USBケーブルを併用して、ドライバの再インストールをした。
無事完了。

急に帰ったため、夕食はパックの寿司だった。
それから、富山から取り寄せたというがんもどきの煮物を食べた。
ぎんなんが入っており、たいそう美味しい。
おでんに入れたら主役の座を狙えるかもしれない。

8時に自分の部屋へ行き横になる。
眠気に襲われる。

夢の中で後藤真希が出てきた。
ただ出てきただけで、俺も夢の中で、あ、ゴマキだ、と思っただけ。

11時に起きた。
風呂に入り、企画書を書く。
プロットというよりも概要だが、それをまとめながら、道は遠いなと思う。