ページ数と上演時間

6時起き。
PCに向かい7時半まで台本書き。
8時半から仕事。

普段、諸手続を行っている同僚から、ツール改修を頼まれていた。
大きめのシステムに登録するための補助ツールだが、件数から考えて、新しいものを作る必要はないのではと思った。
手入力だとどのくらい時間がかかるのか知るために、実務をやらせてもらうことにした。
これが、やってみると面白かった。
痒いところを知ることができる快楽というべきか。

昼、「荒海」でつけ麺。

夕方、阿佐ヶ谷にて稽古。
台本印刷のページを間違えてしまい、追加分の本読みができなかった。
ページ数は現在、16ページと少し。
過去に書いた台本と比べると、現在どのあたりまで進んでいるのかがわかる。

『掃除屋』は88ページ、『顔と名前』は80ページ、『暮れなずめ街』は84ページ、『賞味期限の切れた毒薬』は60ページ。
『掃除屋』は上演が2時間20分に及んだが、他の3本はほぼ同じ2時間。

同じフォーマットで2006年の『ラジコン少年』を開いてみたら、ページ数が少ないのに驚いた。
あの芝居も2時間丁度だったと思う。

ページ数と上演時間は、内容によって変わるとはいえ、目安にはなる。
だが最近、保存した時のファイル容量の方が正確な目安になることに気づいた。
60ページだった『毒薬』と80ページだった『顔と名前』の大きさがほぼ同じだったのだ。

9時まで稽古。
その後、知恵、なべさん、堀口さんと4人で『いろはにほへと』で飲む。

どういう話にしたいのか、春から色々考えてきた。
思いつきはEvernoteに保存して、メモがたまっている。
内容はバラバラだったのだが、話すうちに断片がつながる感触があった。
ひとに話すということで、思考が整理されたのだろう。
書くことでも同じ現象は起きるのだけど、話す方が時間単位に処理する言葉の量が多いため、劇的な効果があるように感じる。
次回以降の台本を書く前に、この方法を生かすことができないか、終わったら考えてみよう。

異世界に閉じこめられた人々の妄想が膨らんでいき、それがどこまでエスカレートしていけるかを、今考えていると話した。
そういえば高橋いさをさんの『ボクサア』も、妄想が膨らむ話だった。
懐かしい。