有り難くないイルミネーション

6時半起き。
書き作業をして、7時半に朝飯。
高野豆腐の煮物食べる。
作り方は失敗したのに味はそれなりだった。
食えれば、それはうまいのだ。

8時半から仕事。
隣の席に3名、ヘルプのメンバーが入った。
黒スーツ3人組。
新しいパソコンに向かい、黙ってキーボードをカタカタいわせている。
まるでテクノユニットのようだった。

扇田昭彦『蜷川幸雄の劇世界』読む。
評論、対談、劇評の三部に分かれる。
扇田さんとの対談は2008年に行われたもので、そういうことをしない蜷川さんの貴重な肉声が収録されている。
唐十郎や鈴木忠志に対する敬愛の言葉が、自然にぽろりと出てくる。
同業の演劇人に対するやっかみや、ネガティブなライバル意識を持ち合わせていないのかもしれない。
とても健やかに感じられた。

午後、先週CHさんに頼まれていたExcelのツールに手をつける。
やらねばやらねばと先延ばしにするうちに一週間経ってしまった。
他にも、やらねば系の仕事で忘れているのがあるかもしれない。

6時半にあがる。
原宿へ。
表参道のイルミネーションを写真に撮ってみたが、きれいとは思えない。
誰が有り難がっているのだろう。
CameraZOOM-20141212185846734

明治通り交差点にある八丈島料理の店で、学生時代の友人達と会う。
入倉くんとミカさんに、八丈島の話聞く。
あっという間に一周出来ること。
船で行く時、黒潮とぶつかる海域でもの凄く揺れ、船酔いしたことなど。

焼酎のビール割りというとんでもないものを飲む。
普通のビールより50円高いだけで、メニューにはお一人様2杯限りと書いてあった。
強いからか。それとも安いからか。

大腸内視鏡検査の話を、清水、内田くんから聞く。
検査前に下剤を1.5リットル飲まねばならず、初めはDVDを見ながらちびちび飲んでいたが、途中から飲むのが本当にきつくなったという。

「あと、知り合いの看護師がいると恥ずかしい」
「見られるのは恥ずかしい」
「俺の時はひとりだった」
「俺なんか三人だった。さらし者だよ」

そりゃ、恥ずかしいもんは恥ずかしいんだろうな。

十数年ぶりにくさやを食べる。
ほぐすためにビニール手袋をもらった。
箸でほぐすと匂いがつくからだろう。
食べる時は、鼻で息を吸って口から吐く。
強い焼酎に合う。

10時前に店を出る。
副都心線の面々と別れ、JRで帰宅。
11時。