友達と肉

5時半起き。
弁当を作り朝飯を食べ、6時半から書き作業。
7時半に切り上げ仕事へ。
雪だった。

かなり多くの作業を振り分けたので、秋から続いていた忙しさは一段落ついた。
細かい修正作業をやる。

雪は積もらなさそうだった。

午後、手をつけられずにいた改修を終える。
一気に3つ4つ片付いた。
思考が途切れない環境は、作業がはかどる。
その分疲労に気づきにくいので注意しないと。

7時過ぎに仕事をあがる。
雨はやんでいた。
甲州街道を歩き新宿三丁目へ。

「ブラックホール」新宿三丁目店にて、学生時代の友達と新年会。
伊勢丹の向かい、明治通りに面したビルの8階にある。
店の場所がわからず迷った者が何人かいた。
長野にいる小山が、3年前のロンドンオリンピックの時以来の参加。
あの時の飲み会でいなかった女性陣にとって、小山くんに会うのは久しぶりらしく、近況をしきりに聞いていた。

焼きながら喋るのが難しい火加減だった。
肉を乗せてちょっと喋ると黒焦げになるという案配で、焼き過ぎを数枚作ってしまった。
遅れてきた清水はサンチュを頼み、
「サンチュ好きなんだよ」
と、無をはさみ、サンチュだけを食べていた。

ラストオーダーが終わる頃に、別の飲みがあった岩澤が合流した。
『バビル二世』のポセイドンそっくりになっていた。

清水、自宅の床暖房が経年劣化のため水漏れし、修理期間中は家に住めないとぼやいていた。
その間、買っているクワガタをどうしようかという話になり、
「塚本用にひとケース新しいコクワガタセット作るから、預かってくれないかい」
と言われた。
死なせたら大変だ。

女性陣は一次会で帰り、残った男連中で末廣亭界隈をうろつく。
勧誘の兄ちゃんにひっかかり、地下の店で飲み直す。
小さめの湯豆腐が美味しかった。
昆布をたっぷりと、ネギと豆腐のみのシンプルなもの。
今度作ってみよう。

11時半に店を出る。

小山くんから近頃のパチンコ事情を聞いた。
ひと箱1400発程度という話に驚いた。
少なすぎる。
おれが売っていた頃なら、小当たりだ。

新宿三丁目で皆と別れ、丸ノ内線で帰宅。
先週末以来のアルコールがよく回った。

『大鹿村騒動記』を再度見る。
ちょっとだけ見返すつもりだったが、あれよあれよという間に最後まで見てしまった。
クライマックスの歌舞伎場面は、初めて見た時よりも面白く感じた。
舞台の映像、客席の映像、すべて好ましい。
ほんものの大鹿歌舞伎を見に行ってみたくなる。