雨でトマトと蚊が気になる

雨。

庭のトマトは8月から実が成っていない。
花が咲かなかったのだ。
今月になり下葉かきをして、再び花が咲き出した。
だが実をつける気配はまだない。
この時期に受粉しても、実るのは11月の終わり頃になる。
寒さで枯れる一方手前だ。
7月の終わりに、片方の茎が青枯れ病になったと思ったのだが、脇芽を伸ばしたら再び元気に葉を繁らせた。
だが、8月の日差しは、実をつけるには不向きのようだ。
トマトは連作障害がある作物なので、来年も同じ土壌で育てるのはリスクが大きい。
土を入れ替える必要がある。
それでも、今年初色々やった経験を生かせれば、もっと沢山のトマトを作ることができるような気がする。

ひまわりはやめる。
太陽が向こう側からさすので、部屋にいても花を見ることが全然できなかった。
見るためには庭に降りて、南側に回り込まなくてはならず、そんなことをしていると両足を48箇所くらい蚊に刺される。

蚊を減らす「蚊とりん」は、ボウフラを孵らさない罠として今でも活躍中だが、完全に駆除するのは難しいようだ。
蚊にしてみれば、卵さえ産めればどこだってよく、うち以外のスペースのどこかにそうした水たまりがあるのかもしれない。

雨。
トマトの根腐れと、蚊の増殖が心配だ。

10月から仕事の所属先が変わることになった。
元々いたチームへの移動だ。
隣のシマなので大したことはないが、新しくアシスタントがつき、集計分析方面もやることになりそうだ。
一年半の一匹狼生活も終わりか。

昼、「西湖春」に行ってみたらガラガラだった。
海鮮タンメンを頼んだ。
結構うまかった。

夜、カレーライスとポテトサラダ。
福神漬け、昔はなぜカレーライスに入れるのかわからなかったが、あの甘辛さに秘密があるんじゃないか。
甘辛いといえば、お節料理。
そして、お節料理が続いたあとの、1月3日くらいに食べるカレーライスは、ものすごく美味しい。
和風の出汁と砂糖と醤油の味付けに慣れた舌には、香辛料の刺激が心地良いのだ。
カレーと一緒に食べる福神漬けには、それと同じ効能があるのではないか。
らっきょうの甘酸っぱさも同様だ。
あれは、お節料理でいえば、なますの味だ。

『黒澤明集成2』読む。
小国英雄のインタビューが面白かった。
シナリオ共作者で、目上の人だから、後輩を労る気配が感じられる。