三人で顔合わせ

外は雨。
朝、冷凍していた大豆とトマトソースでボークビーンズ。
昼、セブンのチーズバーガーとホットドッグ。

夕方まで台本書きをする。

今回のマグ不足出演者は、
尾鷲知恵
高橋笑里
仁科優子
竹澤希里
の四名に、オレ。

希里さんは、一昨年浅香の見舞いに行った時に、病院でばったり会って知った。
厳密に言えば後輩なのだが、先輩後輩の関係で出演打診をしたわけではない。
むしろ、後輩だと知った時に、
(その割に、普通の人だなあ)
と感じたことが、心にひっかかっていた。
2月に、オギノくんの仕事関係で希里さんとつながりができ、今回誘ったらオーケーをもらった次第。

今日は、エミリと優子さんがお休み。
オレ、知恵、希里の三人のみの顔合わせである。

夕方7時、梅里の稽古場へ行くと、希里さんすでに来ていた。
知恵は忘れ物遅れ。

マグ不足の成り立ちを雑談風に話していると、知恵が来た。
印刷した台本を三人で読む。

セリフを書き、稽古場で読むということをするのは、5ヶ月ぶりだった。
しょっちゅうやっているつもりだったが、数えてみるとそうなる。

1月の時点では、去年の末にやった公演の記憶が生々しく、次はあれをやろうと、意欲だけ先走っていた。
それが、色々あってそれどころじゃなくなり、ふた月ほど大波を乗り越えたのちに、凪が来た。
たっぷり時間があったからといっても、中身に入れるものがないから、時間はただ、流れていった。
きっといつか、その時間をもったいないと思うだろう。

そんな、ふわふわした状態で、脳内の潜在意識便りに書いた今日の台本だったけれど、実際に役者の声を通してセリフを聞くだけで、頭の中は活性化し、色んなアイディアが浮かぶ。
オレは、稽古場頼りの人間なのだ。

9時前に切り上げ、三人で新高円寺の「鶏ジロー」で、2時間ほど飲む。
人とワイワイ喋るのが、ひと月ぶりだった。

11時過ぎ帰宅。
雨はやんでいた。