物語を背負う人

仕事の進捗をKさんに報告。
予定通り進んでいる。

夕方、大宮で稽古。
一昨日追加した場面を繰り返し稽古する。

後半は知恵の語りが長く続く。
物語を背負うのは彼女だ。
書き初めた時はオレがそのポジションになるだろうと思っていた。
「作品」になる前の、混沌とした状態が舞台。
いわば、全体が劇中劇。
「作者」の役を知恵がやっている。
オレがやったら、女の登場人物しか書かない「作者」になってしまう。
オレが客だったら、見たくない。
知恵がやれば、男はオレ一人で、理由は男を書くのが難しくてわからないという設定にできる。

人にはそれぞれ、過去に分岐点があり、その時選択した結果が今の自分を作っている。
今回の芝居では、分岐点に立ち返って、別の人生を描いている。

10時半帰宅。