健康話

6時起き。
その前に、妙な話し声が耳元でして、5時くらいに目が覚めていた。

走りに行く。
稽古中何度も早朝ランニングを試みたのだが、目覚ましは鳴っても睡眠の誘惑に勝てなかった。
芝居が終わったので、その分のリソースを運動に費やせる。

とはいえ、距離はごく短い。
環七、方南町、大宮八幡と、四角形にぐるっと回るコース。
およそ5キロ。

朝飯に、唐揚げ、納豆、いんげんの炒め物食べる。
久しぶりに弁当を作った。

午前中、CSV出力関連の作業と、ステータス管理。
昼は弁当。
午後、CSVの続き。
夕方は明日の資料作り。

世間はどこにあるのだろうという話を、先週土曜に笑里とした。
舞台をやる我々にとって都合の良い世間とは、何かを見に行くことが好きなごく一般の人々が集まる社会である。
「ごく一般」の定義を我々側がするのは難しい。
何を持って一般とするのか、という問いが間に入るわけではない。
ただ、そのへんの駅前で歩いている人達が、2017現在、何に興味を持ち、何を生きがいとしているのかがわからない。

作っている側の夢は、「ごく一般」の人達がいまだ出会っていなかったものを作り出し、新しい出会いを得ることだ。

この前の公演で浅香は、メタ系の脚本はもういいと言っていた。
自分がメタ志向なのは自覚しているのでいつもは避けようと努力しているが、今回は確信犯的にメタを使い、結果として過去作品の色々な要素をつなげて作ったようなものになった。
お客さんの感想は、わかりやすかったというものが多かった。
なおかつ、楽しんでくれて、セリフの何かが刺さってくれたりしたら、こちら側としては最高だ。

夕方、御徒町へ。
台東小島アパートを見学。
1963年に建てられたということだ。
築50年は優に超えている。
ベランダがないため、空調の室外機は建物の壁に張り付いている。
外から見ると、窓の脇にハコがボコボコくっついているようだ。
屋上に上がると、金網で仕切られた区画のあちこちに住人の植木鉢が置かれ、植物園みたいになっていた。

7時前、黒田さんのお店へ。
少ししてから浅香来る。
今月、突然閉店するという情報を聞き、共に訪れたわけだ。

閉店の理由はフランチャイズから離れて独立するとのことだった。
黒田さんの口からそれが聞けて、ほっとすると同時になんだか気が抜けてしまった。

レモンのピザが美味しかった。

浅香、四十肩になったという。
肩凝りとは違うらしい。
「腕が上がらないんだよ。動かそうとすると、足がつった状態に近い痛みが走る」
着替える時が特に大変らしい。

「オレも先月、右足が急に痛みだしたことがあってさ」
「それって」浅香はニヤリとした。「痛風じゃね?」
「でも、じっとしていたら痛くないの。立ち上がって体重かけると痛くて」
「どの辺?」
「足の甲。翌日痛みはとれて、それ以来再発してないけど」

浅香は、一昨年入院していた時に通風を発症した。
現在は薬を飲んでいるという。
「飲めば、尿酸は排出できるんだよ」
「でもオレ、尿酸値高かったことなんてないんだけど」
そうは言いつつも、先月から仕事環境が変わり、ストレスで体はむくんでいる。
足の痛みはむくみ由来によるものではなかったかと、話ながら思っていた。

この後、練り物、うどんの塩分について話す。
健康に関する話ばかりしていた。

10時前に店を出る。
来月半ばくらいには、心機一転新しい店をオープンしたいと、黒田さんは言っていた。

ゾラ『ナナ』上巻読了。
19世紀半ばのフランス。
肉体を武器にのし上がっていく、舞台女優ナナの話。

高円寺で、ニッカボッカ姿のにいちゃんを見かけた。
えらくかっこよかった。

10時半帰宅。