海辺のカフカ再読

6時20分起き。入浴。トーストとハムエッグとポタージュの朝食を食べる。
8時15分頃に高円寺へ。中野で誰かがホームに降りたらしく、ダイヤが大幅に乱れていた。混んでいて乗れず、2台やり過ごすが、中野でいったん降りたら乗れなくなり、また1台やり過ごす。9時ちょうどに仕事場へ。

昼、歯医者へ。型取りをしてもらう。金属ではなくプラスチック。昔と違い、場所によっては保険が利くようになったらしい。

「つぼみ家」で、カツ丼セット食べる。もりそばが美味しい。店を出てからネットで情報を見てみると、ここの蕎麦は圧縮して押し出す方法で製麺しているらしい。それを苦手とする人もいるようだが、歯ごたえと食感は好ましかった。蕎麦とはこういうものだという定見が自分の中に出来たら、意見は変わるかもしれないが。

午後、ツールをリリースする。

6時半帰宅。ハムエッグとトースト、昨日作ったローストビーフ食べる。

「海辺のカフカ」下巻読む。ホシノちゃんとナカタさんのロードムービー。
村上春樹の作品は、失われ、損なわれる登場人物が多いが、ホシノちゃんは例外的に、人生が良い方向に変化している。他の作品でこういう人物はいただろうか? 『1Q84』の青豆と天吾は、最終的にハッピーエンドだが、それまでの人生は失われる連続だった。ホシノちゃんに与えられた祝福は、役割から逃げなかったことによるものだろう。入口の石は、ホシノちゃんにとって、人生の役割のメタファーだ。
カーネルサンダーズは、何べん読んでも伊藤四朗さんが思い浮かぶ。この人以外が演じてはいけないとさえ思ってしまう。