再読と断捨離

10時半に寝て、8時半に起きた。朝食にそばを茹でて、もりそばにして食べる。
午前中、「海辺のカフカ」下巻読了。再読したのは7年ぶりくらいだと思う。その後も本棚からちょくちょく出しては拾い読みしていたが、最初から最後まで通して読み直したのは7年ぶり。
7年前と今とでは、色々なことが違っている。演劇にしても仕事にしても私生活にしても。その変化が、再読で受けた印象にも現れていた。前よりも感情を揺さぶれらる場面があった。たとえば、12歳の佐伯さんが、デッキチェアに横たわる少年を描く画家のそばにいて、一緒に少年を眺めているところなど。確かに、人生のその時期に、それだけ完璧なものを手に入れてしまったら、辛いかもしれない。あとは、失っていくだけかもしれない。
同時に、こうも思った。失われることで、それが完璧であったということが分るのではないか。

昼、サミットで買い物。肉、魚、米、ワイン、パン、卵、インスタント麺など、食糧をごっそり買う。支払金額が5000円くらいして驚いた。
昼食に、ベーコンエッグのサンドイッチを食べる。

午後、書類やいらないものの整理をする。
20年以上前からとっておいた、膨大な量の台本を処分することにした。中には、大学時代に客演した先輩劇団の芝居もあった。
自分で書いた本も、10年以上前のものは処分することにした。
カセットテープとビデオテープとMDを処分した。芝居で使ったり、音声録音したものだけ残した。

整理の途中で、ローストビーフを作った。実は、簡単な料理なのだと、最近思うようになってきた。塩コショウしてフライパンで焼くところが一番面倒で、オーブンに入れたらほったらかしだ。
120度で60分焼く。30分でいったんひっ繰り返すだけ。

ラジカセを処分した。5年前、「テキストファイル」上演時に買った安物。以降まったく使っていない。なぜとっておいたのだろう。

整理がひと段落つくと、5時になっていた。走る代わりに風呂に長く使って汗を出した。
夕食に、さばの塩焼きとローストビーフを食べた。ローストビーフの焼き時間と温度は、120度60分が今のところ具合がいい。肉の大きさが500グラムを超えたら、もっと時間を延ばすかしないといけないかもしれない。温度を上げるより、時間を長くする調整の方が、ローストビーフには合っているように思う。

『1Q84』を再読する。本棚にはハードカバーのものが、Book1とBook3だけある。Book2は4年前、こまるに貸したきりだ。3年会っていない。持ってたら返してね。

『海辺のカフカ』を読んだ後に『1Q84』を読むと、この小説がはらんでいる「怒り」に当惑する。主に青豆が発しているものだが、彼女もそれまでの村上作品にはいなかったタイプの登場人物だ。
そして、全村上作品中、最強の男・タマル。名前に反して、たまらない男だ。

10時半就寝。