過去の日記を少し燃やした

6時半起き。ミルクを飲み、Amazonからの荷物を受け取り、コンビニで中本のカップ麺と塩むすびを買ってきて食べる。

二度寝し、1時過ぎに起きる。

Amazonから届いたのはブリキのバケツだった。はがき、手帳、日記を燃やすために買った。
3時に燃やし場へ。マックのハンバーガーを食べて腹ごしらえをしてから、はがきを燃やす。
がんがん燃やすなら簡単だが、たき火未満のレベルを維持しなければならないので、初めは一枚ずつ燃やしていった。一枚でも、灰になるまでにけっこう大きな炎を出す。だからといって一枚ずつ燃やしていったら時間が足りない。
2枚、4枚、8枚と、一度に燃やす枚数を増やしていった。そのうち燃やし方にも慣れてきた。
背後に小さい松林があって、カラスがひっきりなしに鳴いていた。
はがきを燃やし終えてから、大学時代の手帳を燃やした。生協で買ったものだ。
それからやっと日記を燃やした。しかし、はがきの量がけっこう沢山あったので、バケツにたまった灰はなかなかの量になっていた。

日記は全部ではなく、中学から高校時代のものを燃やした。はがきを散々燃やした後だったので、最初の一冊を燃やす時も、特に感慨にふけるということはなかった。燃やす前に読み返すこともしなかった。恥ずかしいことしか書いていない。

結局、中三の2月から、大学一年の4月までの分を燃やした。すべて灰になった。

7時帰宅。
残った日記は、大学一年の5月からだ。奇しくも、演劇を始めた頃からだ。

風呂に入り、身体から煙の匂いを洗い落とす。

夕食に、冷凍食品のパスタ、野菜とわかめサラダを食べる。

疲労感があった。
大学一年の5月からの日記をめくると、初舞台の時のパンフレットが挟まっていた。当時は、そうしたものをスクラップのように、日記に挟んでいたのだ。見に行った芝居のチケットも挟まっていた。そういえば、燃やしたノートの中にも色々挟んであったはずだ。ファミコンカセットを安く売っているディスカウントストアのチラシとか、配達バイトで使った地図とか。
急に、残りのノートを燃やすことにためらいが生まれてきた。自分の中で、燃やせという強い気持ちと、新しく生まれたためらいの気持ちが争っている。

12時過ぎ就寝。