連休最終日は読む

昨夜遅くにケンドー・カシンの本を読み終えた。東スポのカシン記事が好きなのだが、定期的に載るわけではないので、スクラップするわけにもいかない。いつか一冊の本にまとめてくれないかと思っていたが、インタビュー形式の自伝という形で、東スポの味わいを残して、一冊の本になった。インタビューはカシンの自作自演ではないかと思う。インタビュアーの名前はどこにも載っていなかった。中西・永田いじりも健在。ファンとしては嬉しい限りだった。

8時に目が覚めた。水耕栽培の溶液を足す。ここ二週間でずいぶん大きくなったので、水の減りが早くなった。トマトは第一花房が実をつけ始め、その下の脇芽はそのまま伸ばし、二つ目の茎として伸びている。早めにヒモで誘引したので、蔓はまっすぐ上に伸びている。葉の風通しが良くなり、まんべんなく日光が当たっている。成長が早いのはそのことも要因になっているかもしれない。

10時半に家を出る。新代田のラーメン二郎へ。開店10分前に着いたが、すでに15人くらい並んでいた。30分ほどしてようやく店内へ。小ラーメンを野菜とアブラトッピングで食べる。前回来たのは去年の今頃だったが、その時よりも楽に食べることが出来た。ニンニクを入れなかったためだろう。

都庁前え移動し、大江戸線で春日へ。1時から本読み会に参加する。今日の戯曲は、アーノルド・ウェスカー「彼ら自身の黄金の都市」
二幕構成で、間に戦争を挟む。理想の町を作りたいと願う建築家の物語。場面転換で時代が進んでいくが、時折、一番若い頃の時代の場面に戻る。未来へ3歩進んで、振り出しに戻り、また未来へ進むという具合。最後の場は転換を感じされず、一つの場で時間がどんどん流れていき、青年は中年から老人になる。そしてラストはまた振り出しへ。

5時きっかりに終わる。参加者の一人が役者さんで、弦巻くんが出る芝居にその人も出るらしい。ダブルキャストの別チームなので絡みはないようだった。

都庁前に戻ると空が曇っていた。ハムストリングスを意識しながら自転車を漕ぐ。サミットで野菜を買って帰宅。

茄子の味噌汁、小松菜のおひたし、茹でキャベツ、ツナサラダを作った。野菜ばかり。味噌汁を作るのはずいぶん久しぶりだった。去年の5月に赤味噌を買ったのだが、一度も使わないまま賞味期限が切れて捨ててしまった。一年以上も作っていなかったことになる。

去年は3月くらいまで弁当作りに凝り、その時期は自炊をしていた。当然、味噌汁も作っただろう。しかし、一年も作らないというのは、一人暮らしをして初めてのことだ。

平日に休みを入れたので、今年のGWは10連休になった。飲んだり食べたり、上ったり歌ったり、走ったり漕いだり、そして読んだりと、例年になくバタバタしていたと思う。

夜、雨が降ってきた。明日の朝は大雨だという。ついてねえ。