昭和の留守番小学生

7時前起き。よく眠れた。呼吸法の効果か? まさか。せいぜいプラシーボだろう。
水耕栽培の水を補給する。昨日の朝満タンにしたのに、今朝はバケツ一杯で満タンにならなかった。一日に減る水は6リットルを超えているということだろう。とはいえ容器は45リットルのゴミ箱なので、満タンにしておけばそうそう枯れることはない。大きいのを選んでおいて良かった。
8時40分に家を出る。コンビニでコーヒー。9時半仕事。

10時半まで作業説明のあと、マニュアルを作成しながら作業をする。途中Mさんが来て、来週のミーティングでドキュメントの説明をするように言われる。今回のツール作りで作成したドキュメントを今後のひな形にするらしい。マジか? もとのひな形との関係はどうするのだろう。

昼、あんぱんとカレーパン食べる。昭和の留守番小学生みたいな食事だ。かあちゃんは工場で働いている。二人兄弟。弟は小さいから、兄ちゃんが遊んでやらないといけない。ある秋の日、台風が近づいている。学校から帰ってきた兄ちゃんはすぐに隣のおばちゃんのところへ。おばちゃんは在日韓国人で、兄ちゃんが学校に行っている間、弟の面倒を見てくれる。ときどきおじちゃんとものすごい夫婦げんかをしているが、勝つのはいつもおばちゃんだ。ガラスが割れる音がして、窓から、まな板、なべ、目覚まし時計、灰皿、包丁、色んなものが外に飛んできて、最後におじちゃんが飛んでくる。おじちゃんは港で働いていて、いつもお酒に酔って夜遅く帰ってくるので、兄弟はあまり会うことはない。おばちゃんは兄弟にとても親切で、カステラの切れ端がたくさん入った袋をおやつにくれたりする。台風の日、いつもより早く兄ちゃんがうちに帰って来たところで、オレの昼休みは終わり、仕事に戻ることになった。

一行の空白で5時間が経過。定時あがり。雨だった。自転車を新宿に移動して実家へ帰る。
夕食にオムレツ食べる。

従兄弟のことを母と話す。今住んでいるマンションから引っ越すらしいが、母は良く知らないとのことだった。

読みかけていた、筒井康隆『着想の技術』読む。昔読んだ時は、意味かわからなくてもわかったふりをしていたのだと思う。難しくてなかなか読み進まない。

右足の腫れが本格的に引いてきた。体のむくみもとれてきた。

1時就寝。