白身魚とジャガイモの揚げ物

6時20分に起きた。鍋に残った雑炊を温め、ブログの更新をした。書いている途中で、アロエヨーグルトとプルーンと雑炊で朝食をとり、続きを書いてアップした。
最近、マグネシウムリボン関係のことを書かなくなり、中年の生活描写ブログみたいになっている。ただ、芝居は、やりたいと思った時がやり時で、そのための案はだいぶたまってきている。

昨夜、寝る前に去年の十月から十一月にかけてのブログを読んだ。いやはや、きつかった。文章の量が少なく、まるで遭難日記のようだ。「10月10日、船影未だ見ず。夜間まばらに雨。魚三匹、貝、芋、食す」みたいな。

8時20分過ぎに家を出た。永福町まで歩いた。涼しかった。この二日で一気に秋らしくなった。

チームリーダーが今日も休みだった。午前中、特に仕事もなかった。一人芝居のネタを考えたりした。

昼、「シャンティ」へ。カウンターに座った。あとからグループ客が来て、満席に近くなった。
イタリアンハンバーグのセットを頼んだ。イタリアンといっても、チーズがのってトマトソースがかかっただけだった。洋食はそんなものだ。くじ引きは今日も外れた。

『明暗』読む。津田入院。小林が留守中にやって来て、妻のお延と対話するところまで。小林が不気味な感じがしていい。

午後、ちょっとしたツール改修があった以外は暇だった。

6時に仕事を終え外に出ると、薄暗くなっていた。秋分の日は春分の日よりも日没時間が15分くらい早い。そして秋分の日前後は、一日あたり1、2分のペースで、日没時間が早くなる。

業務スーパーで、二十世紀梨、冷凍のポテトフライ、魚フライ、たこ焼きを買った。自転車を漕いでも汗をかかなかった。袖をまくっていると肌寒ささえ感じた。

7時帰宅。油を温め、ポテトフライと魚フライを揚げた。要するにフィッシュアンドチップスだ。ものは言いようだと思う。
揚げ物は、昔、居酒屋のキッチンで働いていた時、「美味しい音がするまで揚げる」というコツとして覚えた。食材の水分が沸騰して泡が立つうち、水分が抜けると軽くなり、具が表面に浮いてくると泡の音が高くなる。そのあと、さらに具の奥の水分が沸騰した時、もう一段階音が高くなる。これが「美味しい音」だ。余熱で火を通したい時は、最初に高くなった時に上げれば良い。

魚フライとポテトフライに、マヨネーズをつけて食べた。たこ焼きを電子レンジで温め、ソースとマヨネーズをつけて食べた。

シーカヤックの体験コースを調べた。館山、三浦、西伊豆、下田にそれぞれあった。来週末に行きたいのだが、朝の早さと、そこまでの移動手段の組み合わせに悩んだ。

それよりも、シーバス釣りに決着をつけた方がいいのかもしれない。決着とは、落とし前のようなもので、釣り上げる身体感覚を記憶に刻みつけることだ。

談志「権助提灯」の映像をネットで見た。音で聞いたことがあるやつだった。妾を演じる時、現代風の女になっているが、パターン化された今風でなく、女のある部分を普遍的に描写しているように見える。甘えるところなど、どの時代の女でも通用しそうな気がする。

11時半就寝。