体力より精神力

2002年12月21日 土曜日

 起きると驚いたことに大雨だった。
 そして目覚まし時計は11時半をさしており、PHSの時計は11時55分をさしていた。
 可及的速やかに食事を済ませ、外に出る。
 しばらくしてからPHSを忘れたことに気づき、取りに戻る。
 駅についてから今度は財布を忘れたことに気づき、取りに戻る。

 2時から「ロミオとジュリエットみたいな」の稽古。
 同じく3時半から「虻一万匹」の稽古。
 大まかな動きはついているので、それぞれのキャラクターに見合った面白い動きなどを考えていく。
 5時からは「ハコブネ」
 堀内君と望月のシーン。
 お金の運用について考えさせられるシーンになった。

 夕方から「ロミオ」通しをする。
 予定よりも長くなるか心配だったが、とりあえずは計算通りに済みそうだ。
 その後「虻一万匹」の二場と三場を通す。
 まったく違うタイプの芝居を連続で見ると、刺激される脳の部分もまったく異なってくるように思える。
 どちらも笑えるが、タイプがまったく違うので、好き嫌いは見事に分かれるのではないだろうか。
 となると必然的に「ハコブネ」は中庸を目指すことになる。
 前菜、主菜、デザート。

 10時に退室。
 通し稽古は部分から全体へ移る作業を伴うので、初めのうちは部分稽古での自分を見失いがちである。
 なので、部分稽古で出来ていない演技以外は、通しに慣れることで自然解決することが多い。
 問題は通しに慣れた頃に明らかになる弱点だろう。
 それは今の段階では表面に出てきてはいないはずだから、俺としてはむしろそっちの方が気がかりだ。

 芝居そのものの通しも疲れたが、昼から夜への通し稽古というのもまた疲れるものだ。
 さすがに稽古以外の時に喋る余力がなかった。
 体力より精神力の領域だろうか。

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