冬は床にかぎる

2002年12月28日 土曜日

 昼、弥生町の稽古場へ。
 「ハコブネ」追加分のコピーをしてから行く。
 新しく作ったシーンの稽古を中心に行う。

 人物の出し入れが多くなるので、下手をすると大混乱を招いてしまいそうになる。
 めまぐるしいったらありはしない。

 しかし、どんなに混乱まみれの芝居でも、揺るがぬ哲学がたった一つだけあれば、筋が通って見えるのだ。
 たとえその哲学が間違っていてもいいのだ。
 問題は有無なのだ。

 夕飯休憩の時、中野新橋で五目そばを食う。
 まずかった。
 稽古中にまずいものを金出して食ってしまう悲しみ。
 それはとても切ない。

 夜、○×のノブ君が見学に来る。
 まずいものが消化されていくという不快感をじんわりと味わいながら、「ハコブネ」の出来た部分を通してみた。
 予定よりも長くなりそうだ。
 しかし、3本立てという公演企画の性質上、規定時間オーバーは許されないのだ。
 というよりも、長い芝居になってしまったら、他の二作品を見てもらえなくなるかもしれない。
 それは非常に残念なので、出来る限りコンパクトにまとめないといけなくなってしまった。

 コンパクトと言っても必要な部分は残さなくてはいけない。
 当然面白くしないといけない。
 出来たものをカットするわけじゃないので気は楽だが、ラストシーンに向けての展開を軌道修正してみよう。

 稽古後、中野坂上の魚民で飲む。
 焼酎をグイグイ飲んだら結構酔っぱらってしまった。

 12時過ぎ帰宅。酔いが回る。
 台本修正案を胸に秘め、床につく。
 床はいい。
 冬は床に限る。

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