緊張と弛緩

2003年1月19日 日曜日

 ディーン・クーンツ「ベストセラー小説の書き方」読む。
 単なる How to ものとしてではなく、小説を書くにあたっての現実的な警句集として読むと、非常に面白い。
 長編を書き終えてからおよそ一週間の間、一日12時間睡眠をとって、ようやく体調が回復したと書いてあった。
 芝居の本番とよく似ている。

 芝居の本番を川の流れにたとえると、千秋楽は滝壺のようなものだ。

 人間は緊張と弛緩を繰り返して生きている。
 芝居の本番は究極の緊張であり、打ち上げが終わってからの数日は究極の弛緩である。
 その振幅が大きければ大きいほど、生きている実感は強くなるのだろう。
 芝居を一度始めたらやめられない理由の一つはたぶんそれだ。

 本番が終わって間もなく一週間が過ぎようとしている。
 少しずつ身の回りのことが気になってきた。

 3月に王子小劇場プロデュース公演の演出をする。
 演出だけするのは初めてのことだ。
 台本を読みながらノートをとったりし、プランらしきものを練ってみる。
 柄にもないことだ。浮き足立っているのだろうか。

 夜、実家にて、何となく「サラリーマン金太郎」のページをめくる。
 そのまま止まらなくなる。
 たぶん、自分の中にある「おとこ」が不足していたのだろう。
 そのまま明け方まで「おとこ補給」
 主に、伊郷さんと黒川さんで。

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