うっかり眠っちまって一睡もできなかった
2003年7月3日 木曜日
疲れた疲れた。昨日は疲れて3時前に眠ったのに今朝起きたらまだ疲れていた。
台詞にするとこうか。
「眠ろうと思っていたらうっかり眠っちまって一睡もできなかった」
逆説だがそんなに変な台詞でもないだろう。
前向きの睡眠は自分から潜っていくような潔さがあるけど、そうでないやつ、つまりいつの間にか眠ってしまうやつは、眠ったことに気づかない類の、まるでエルフの呪いを受けた村人みたいな眠りを眠ることになるから、眠った気がしない。
現代の不眠症とは眠れないことではなくて、眠った気がしないことを指すんじゃないのか?
幸いというかそうでないというか、自分は睡眠に対して割と淡泊なので、一日5時間前後の睡眠でやりくりしている。
それで事足りてるわけじゃないけど、まあなんとかなっている。
睡眠に関しては猫がうらやましいと思う。奴らの眠りっぷりときたら見事だ。とても真似できん。
何がすごいって、奴らが眠っている姿を見て、大抵の人間がそっとしておこうと思うところだ。
「猫が寝てるぞ。起こそうよ」
そんな奴は見たことがない。
たぶん、眠り方が完全であるから、人は猫の眠りっぷりに敬意を表する気になるんだろう。
だから起こさないのだ。
そういえば人間でも、昏々と寝ている人は起こそうという気にならない。
いびきとかそういうのは関係ない。
「こいつの眠り、深そうだな」
そう思ったらなぜか起こしにくくならないか?
夕方南中野で稽古。
マラソンをしてから自主練タイム。
宇原君が稽古を見てくれるので、助かっている人はかなり多いだろう。
稽古休憩の時宇原君に、
「どうやって進めたらいいんでしょうね」
と質問されたので、
「演出がいない時は、逆に演出意図とは離れたものを作った方が、思いもよらぬシーンになるんじゃないかな」
と答えた。
10時稽古終了。新中野まで徒歩。さすがに疲れがたまってきた。
