「ぼくの魔法使い」大団円
2003年7月5日 土曜日
昼から浮間舟渡で稽古。板橋区だ。
マラソンをしたら国道17号に出て、すぐに戸田橋を発見した。
吸い寄せられるように戸田橋へ向かって走った。
6年前の夏に戸田橋をバイクで走って事故ったことがある。
思い出の橋。
バイクの修理代が17万円。
マグネシウムリボンの旗揚げにまつわる諸雑費に取っていた金が飛んだ。
思い出の橋。
時速60キロで前を走っていた車に激突したけど怪我一つしなかった。
しかしその個人的思い出スポットを、芝居の稽古でマラソンするという形で再訪するなんて思いもしなかった。
ちなみに事故を起こしたその日は菅野美穂がヘアヌード写真集を出して話題になってた。
夕方、あら通し。
自分のキャラを試す機会はこういう時しかないので苦労する。
今回の稽古で自分がやる「アニキ」の変遷は次の通り。
1.テンション高く、絶叫する人。
2.ロリータに殉ずる人。
3.何を考えてるのかわからない人。
殉ずる人はやっていて一番やり易かったが、逆に言えば単純だともいえる。
稽古後、駅そばの居酒屋で飲む。
出演者が全て揃った飲みは初めて。
稽古に来る前、駅の改札にいた変なおばちゃんの話をしたら、山本君と小野さんも同じおばちゃんを見たと言っていた。
そのおばちゃんは精算機に並び、床につばを吐きながら、
「もうね、ほんっとに…、わかってんだから!…みんなね! バチ当たるのよ!…全員そうなの!…」
と、ぶつぶつぶつぶつ言っていた。
俺も並んでたのだけど、そのおばちゃんは、130円必要なところを70円しか入れず、そのまま改札を通って出てしまったのだ。
仕方ないので呼び出しボタンを押し、
「前の人が途中で出てっちゃったんですよ」
と言い、リセットしてもらった。
しかし考えてみれば、そのおばちゃんの不足分を追加すれば、60円で済んだのだ。
自分の不足分は380円。
損した。
うちに帰ったのは12時過ぎ。
ビデオにとっておいた「ぼくの魔法使い」最終回を見た。
実に実に大団円。
カット割りが細かく、最後は全員古田新太になってしまうというオチでもなく、至極まっとうなラストだった。
役者のノリも良く、先々週のマイナスを補って余りある出来だったと思う。
伊藤英明はケツまで見せていたけど、あれはきっと本人が「ノっていた」から出来たのだろう。
伊藤君は今回のドラマに出演して本当に良かったと思う。
男のファンが相当増えたのではないだろうか。
今まで録画した回をチェックすると、時々びっくりするくらい前衛的なシーンがあったりする。
5回目の、伊藤英明と阿部サダヲが港で車を止めてやりあうシーンなど、驚いたことにワンシーンの長回しだった。
しかも望遠で。
二人の役者的魅力が十分に出ており、かなり満足した。
というわけで、またテレビよさようなら、って感じ。
いやいや、阪神の試合があったか。
