秋刀魚に恨みはないけれど

2003年8月15日 金曜日

 一昨日の夜からずっと雨が降り続いていたが、今日も朝昼晩とずっと雨。
 むかつくほど雨。
 気象庁に恨みはないけど、こんな天候に触れられると触れている奴に対してむかつくから、ニュースとか天気予報は見ない方がいいかもしれない。
 これ以上天候について日記に書くのもやめておく。

 昼、赤坂見附でこぢんまりとした中華料理屋に入り、ランチセットを頼んでみた。
 カシューナッツとエビの炒め物、冬瓜のスープ、ライス、漬け物、杏仁豆腐など。
 あっさり味でなかなかおいしかった。
 値段も安かった。
 店員は中国人で、店に流れている有線からは中国語のロックが流れていた。
 メニューも豊富な店だった。

 昼飯を食ってからすぐに晩飯のメニューを考えるような生活はどうかと思うけど、雨に降られた今日みたいな日はそうなりがちだから仕方ない。何が仕方ないのか、仕方なくないのはどういう状況なのかはわからない。わかっても仕方ない。
 日経新聞に連載されている小泉武夫さんの「食あれば楽あり」に影響され、夜は豚汁にしようと昼の2時くらいに決めた。
 夕方OKストアに行き、豚肉と豆腐を買う。
 メインを何にしようか考えながら魚売り場を通りかかると、鮎が4匹100円で売っていた。
 1匹じゃなくて4匹100円だった。
 迷わず買う。

 夜は豚汁、鮎の塩焼き、茄子とミョウガの卵とじを作って食べる。
 鮎の塩焼きなど、自分で焼いて食べるのは初めてだった。
 塩の振り方が難しい。

 しかし鮎はきれいな魚だ。
 竹串を通す時も生臭い匂いが全くしなかった。
 焼いてからは当然、骨以外は全て食べた。

 そんな食い方が出来る魚といえばサンマであり、今年は豊漁であり、秋が近づきつつある。
 今はまだ一匹200円前後だけど、あと2週間くらいすれば100円で買えるだろう。
 誰に頼まれたわけじゃないが、今年は一週間に最低5匹のサンマを食うような生活をしてみたい。
 つまり平日は毎晩サンマと大根おろしを食う。
 誰に頼まれたわけじゃないが。
 強いて言うならば、耽溺してみることで己のサンマへの愛を確認し、フィードバックすることで味覚の快楽を高めようとしているのだ。
 どうせ誰も止めようとはしないだろうし。
 8月半ばの外は雨だし。
 その八つ当たりでもある。
 気象庁には恨みはないけど。

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