ひじきを自由に

2006年3月16日 木曜日

 WBC日本対韓国戦は、白熱した戦いの末、韓国が2対1で日本を破った。
 両チームとも投手陣が良く、好ゲームとなった。
 韓国は予選リーグから負けなしだ。

 負けた日本はこれで準決勝進出が絶望的となった。
 明日のアメリカ対メキシコ戦で、メキシコが2点差以上つけて勝てば、日本は2位で予選通過するという。
 だが、アメリカが準決勝リーグに進出しないWBCに、意味があるのだろうか。

 企画書と台本を書く。
 あらすじを考え、登場人物を考え、舞台をどんな風にするのかを考える。
 ラジコンを探す<ラジ男>が主人公なら、ラジコン役も用意したらどうだろう。
 ニセラジコン、もしくは、ラジコンの精。
 「僕を探しているのは君か?」
 と言いながら登場するみたいな。
 やはり被り物だろうか?

 『海辺のカフカ』再読する。
 4年前に読んで以来だ。
 細かいところを随分忘れていた。
 カフカの父親が彫刻家だったことや、大島さんと佐伯さんのことなど。
 だが、50ページほど読み進むと思い出してきた。

 登場人物を『ねじまき鳥クロニクル』と対比させてみた。
 左が『海辺のカフカ』だ。
 ジョニー・ウォーカー ⇒ 皮剥ぎボリス
 ナカタさん ⇒ シナモン、間宮中尉
 カフカの父 ⇒ シナモンの父、綿谷ノボル
 カーネル・サンダース ⇒ 牛河
 大島さん ⇒ シナモン
 佐伯さん ⇒ 岡田クミコ

 こんな単純に置き換えられるものではないのだけど、この二作品は物語の展開や扱うテーマで共通するところが非常に多いと思う。

 夜、パンにコロッケをはさんで食べる。
 いつも買い物をする店は、夕方になるとお惣菜を2割引きにする。
 閉店直前は5割引きだ。
 だが、目当ての一口カツやエビカツは、2割引になった時点で次々と売れていくので、5割引になることはほとんどない。。
 逆に、いつ行っても必ず5割引の時間帯まで売れ残っている商品がある。
 ひじきコロッケ。

 売れ残る商品には、
 (売れ残りだよーん)
 という、どよーんとしたオーラがある。
 だから、いくら安くなっても買いたくならない。
 視界にも入れたくない。

 ひじきコロッケをそういう状態に追い込んだのは店員だ。
 だが、こうも毎日売れ残っている姿を見ていると、
 (お前も少しはがんばれよ)
 と注意したくなる。

 なぜ今ごろになってひじきコロッケのことが気になるのだろうと、すき焼きコロッケをはさんだパンを食べながら考えた。
 そうだ、最近ひじきを食ってないのだ。
 ひじきを食べよう。
 でもひじきコロッケは買わない。
 店は、ひじきをコロッケの桎梏から解放するべきだ。

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