今しかない海しかない
2006年8月5日 土曜日
おそらく一年で最も暑いであろう週末に、ねらい澄ましたように片瀬海岸へ行った。
夏は海だ。
冬、温泉につかるより、夏、海につかった方がいい。
つかれるのなら、別にどこの海でもいい。ある程度きれいならば。
そういえば一昨日、オギノ君から電話があった。
「ドカさん、土曜日予定あいてたら海行きませんか?」
「あいてない。オレも海行くんだ」
「あら?」
彼は友人のわっちゃんらと三浦へツーリングがてら行くらしい。
同日、オレは電車でモチメと片瀬。
片瀬江ノ島の竜宮城状の駅舎を出ると、東海岸まではすぐだ。
すぐゆえに、そして、新宿から片瀬江ノ島までもすぐであるゆえに、片瀬海岸は日帰り海水浴客にはまことに都合がよい。
ビーチは広いし。
海の家はたくさんあるし。
コンビニはあるし。
遊泳禁止区域ぎりぎりまで歩き、海の家に入る。
ビーチの端っこを選んだのは、空いているからだ。
空いていれば水もきれいだ。
早速泳ぐ。
今年は、浮かぶ、ではなく、泳ぐつもりで海に来た。
遊泳禁止区域を分かつブイが浮かぶ沖まで泳ぎ、そこからビーチと平行にひたすら泳いだ。
沖の方に行くと、浮き輪カップルがやたらと目立つ。
彼女が浮き輪を使い、彼氏がそれにしがみつくという構図。
その間を平泳ぎでぐいぐい泳いでいたら、浮き輪カップルの女が、
「あたし、平泳ぎ進めないんだ」
と、オレをだしにして会話を始めたので、頭に来たのでその場で潜って離脱した。
別に頭に来ることもなかったなと、岸に上がってから思った。
コンビニでおにぎりを買い、海の家でそれを食べた。
レジャーに来たはずなのに、したたる汗をぬぐいながらカロリー補給をしていると、自主トレかなにかに来たような気になる。
自主トレ上等、と啖呵を切って再び海へ。
上空をヘリが飛んでいた。
ビーチを撮影しているのだろう。
沖まで泳ぎ、そこからビーチと平行に延々泳ぐ。
泳ぐうちに、水着がすれてきた。
すれて赤くなった皮膚に塩水がしみるという悪循環だ。
泳ぎ疲れ、しばらく浜辺で体を焼き、モチメとヤドカリ狩りをする。
砂をすくうとヤドカリがいるという単純さだ。
つまんで天日にさらすと、やどかりは宿を脱走しようとする。
そのまま引きずり出してしまおうかとも思ったが、たしかそうするとヤドカリは死んでしまうんじゃなかったかと思い、かわいそうなので断念する。
4時にビーチを後にする。
たっぷり泳げたし、まあ満足か。
小腹が空いたのでマックでなにか食べようかと思ったが、片瀬江ノ島駅前のマックはドルショック直後の兜町みたいな有り様だったので、中央林間まで移動してそこのマックに入る。
眠かった。
水泳をしようかなと、眠い頭で考える。
日焼けでほてった体を水のシャワーで冷やし、8時過ぎに就寝。
