夏の猫
2006年8月18日 金曜日
松尾スズキ『スズキがのぞいた芸能界』読み終える。
芸能界という世界に一定の距離をとりつつ、地味に併走してきた松尾さんの回想。面白し。
暑いので、街を歩くスピードをゆっくりにしたら、普段1時間と少しかかる道のりが、4割増しになる。
それでもかく汗の量は変わらず。
夜、モチメ宅へ。
猫のボラオが暑さで伸びていた。
伸びきることで少しでも体の熱放出量を増やそうと、猫なりの浅知恵で考えているのだろうか。
見た目がふやけた竹輪みたいで、間抜けさの純度が高い。
そういえば、猫に会うと必ず、
「こんにちは」
と声をかける自分がいる。
反応は猫によってさまざまである。
びくっと立ち止まり、
「な、なに?」
とこっちを見る猫あり。
面倒くさそうに薄めを開いて、
「んー? ああ、どうもね」
とうなずく猫あり。
心地よい季節の時の、機嫌の良い時のボラオは、
「よう塚ちゃん。最近どうよ」
と聞いてくる。
が、夏はダメだ。
ただ、隙だらけの姿勢でその辺に伸びてるだけだ。
