観劇して丸井本店閉店を知る

2007年8月9日 木曜日

蜂須賀さんの出演する芝居を観に、中野ザ・ポケットへ。
開場前にコンビニで涼む。
今日は暑い。
最高気温が35度前後だ。

劇場に向かう途中、亮一君とすれ違う。
知り合いが沢山見に来ている予感。

劇場に入る。
席は指定席。
好みの席だったので有り難く思う。
しばらくして後ろから声。
「塚本さん」
振り返ると、ねこさんだった。

亮一君は前の席に座った。
その隣にもっちいが座った。
さらにその前にユウイチ君が座った。
通路では佐藤ノブ君に挨拶された。
やはり知り合いが沢山来ている。

やがて開演。
沢村栄治の偽物が巻き起こす騒動を描いた作品。
目の付け所が、井上ひさしを思わせる。
井上さんならばそのテーマを選ぶことによって<昭和>や<戦争>や<民主主義>を検証する目的がある。
今回の作品は、時代背景そのものよりは、沢村栄治への思い入れを描こうという意図の方が強く感じられた。
蜂須賀さんは主役をきっちりと演じていた。

終演後、右隣に座っていた女性が旧知の権田さんであることに気づいた。
前、後ろ、右隣すべて知り合いが座っていたことになる。
オセロだったら俺は今頃ひっくり返っていた。

蜂須賀さんに挨拶する。
今日平君がいた。
「笑ってたでしょう?」
と聞くと、
「え?僕スタッフだから裏にいましたよ」
との答え。
勘違いだったようだ。

出口で大橋麻美さんを見かけたので、簡単に挨拶をする。
外に出ると案の定暑い。
手に持った本のカバーが汗で湿った。

中野の丸井が閉店するらしい。
入り口に「60年のご愛顧ありがとうございました」とポスターが貼ってあった。
椎名誠の『哀愁の街に霧が降るのだ』に、高校時代の沢野ひとしが中野の丸井のトイレでいたずらをする話が出てくる。
昭和30年代だ。
そんな時代からある<百貨店>がなくなってしまうのは、中野に住まない部外者といえど寂しい。

とはいえ、8年前に東急日本橋店がなくなった時も同じようにショックだったし、すでにそのショックは忘れている。
なくなったらなくなったで、その空白を街は埋め、暮らしは続いていくのだろう。

夜、『ビッグ・リボウスキ』観る。
今年になってこれで6度目くらいだろうか。
デュードがジャッキー・トリホーンの手下に踏み込まれるシーンでまず大笑いする。
ディランの歌が流れ、ボーリング場を丁寧に捕ったシーンにうっとり。
ストライクをとって奇声をあげるドニーに笑い、ミスター・リボウスキの秘書・グラントのにやけた説明に笑い、リボウスキ氏の登場でまた笑う。
何度も観ているからこそ笑えるツボというものが、この映画にはあると思う。

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