出るもんだなあ
2007年9月28日 金曜日
朝からいきなり暑かった。
クールビズ復活。
昼の気温は明らかに30℃を超えていた。
真夏日だ。
だが、今年最後かもしれないなあ。さすがに。
夕方、池袋へ。
大勝軒でつけそばを食べる。
となりのラーメン二郎は行列ができるのだが、大勝軒はそうでもない。
味というよりも、店内の<ざっくばらんさ>ゆえかもしれない。
シアターグリーンへ。
テエイパーズハウス公演『南太平洋』見る。
戦略的に意味がないゆえに戦闘状態から隔絶された孤島が舞台。
一人の日本人が管理する捕虜収容所がある。
アメリカ人と、現地人が複数いる。
そこへ、工作員の日本兵がたどり着くというところから、物語は始まる。
トシさんが工作員を演じていた。
序盤からバナナを一気食いし、突っ走る演技をしていた。
相手役の少尉を、仲澤さんが演じていた。
粗暴な兵卒と、インテリな士官という組み合わせに見えた。
勝新太郎と田宮二郎の『兵隊やくざ』を連想させる。
実際、トシさんは勝新っぽかった。
高いテンションでわめき続け、階段から転がり落ちたり、女米兵に殴られたりする<動きの形>が、理屈を越えてさまになっていた。
天性のものだろう。
羨ましいなあと思いつつ見た。
前回のテエイパーズで印象的だった丹野さんが、非道な士官を演じていた。
『戦場のメリークリスマス』のビートたけしを思い出した。
ずんぐりした体型の、ファナティックな日本兵だった。
肱岡さんは前回の女王様とは違い、肉感的なアメリカ兵を演じていた。
下を向いて並ぶ童貞くん達に、
「誰からするんだい? さっさと決めな!」
とでも言ってのけそうな迫力があった。
Lindaさんはヘレンという米兵を演じていた。
GIの帽子を被り正面を向いたその顔は、紛れもなく女性的なのだが、下の衣装がハーフパンツであるためか、後ろ姿が少年のようだった。
そのため、成熟した女性が少年の格好をしているようで、とても蠱惑的だった。
今回は山下さんも役者として出演していた。
さすがに重心がしっかりしていた。
山下さんの<目ぢから>を味わいたかったが、座った席が端っこだったため、受け止められなかった。
終演後、奥村友美ちゃんと会う。
「たっちゃんもいますよ!」
と彼女。
太田達也くんがいた。
「やあ、たっちゃん」
と挨拶すると、留学中の殿下みたいな微笑みを返してくれた。
劇場外で、隣のステージで受付をしていた坂本亜美ちゃんと会う。
「毎週、どこかで(受付を)やってますねえ…」
と彼女。
笠原久未ちゃんとも会う。
ガードレールに腰かけて考え事をしていたのだが、声をかけずらそうな感じで挨拶をしてきた。
「やあ久未ちゃん」
と声をかけると、ほっとしたようだった。
「怖いですよ! なんでそんなに劇画調なんですか!」
と奥村さんが言った。
『和民』の飲みにおじゃまする。
出演者の大嶋さんの隣に座る。
ベテランの役者さんで、今回は仲澤さん演じる少尉の数十年後を演じておられた。
11時過ぎに辞去する。
帰りの電車内で、やはり芝居は<出る>もんだよなあと思う。
12時過ぎ帰宅。
飲みの席でほとんど食べなかったので、ホットドッグを作って食べる。
