大毅の罪は

2007年10月17日 水曜日

『戦争と平和』2巻読了。
ナターシャの不義と絶望、そしてピエールの救いと決意など。

亀田大毅が丸坊主になり、記者会見に臨んだ。
終始下を向き、何も話さず、2分で会見場を後にしたそうだ。

思うのだが、大毅程度の<おイタ>なら、
(昔、オレ、結構ワルだったんスよ)
という現在のおとな達なら、したことがあるんじゃないだろうか。

大毅にとって不幸だったのは、それをやる場が<世界タイトル戦>であったことと、TBSのバックアップその他により、見る人間が多すぎたことだろう。

やったことそのものは、暴言と反則と自暴自棄だ。
ただ、あのような場で中継されれば、暴言は内藤だけではなくそれを見ている視聴者に向かったものにすり替わる。
そのつもりじゃなくても、大毅は何千万人相手にケンカを売ることになってしまったのだ。

親父さんの罪はしつけとかそういうことではない。
(このままやと、引っ込みつかんようなるんちゃうか)
と、大毅の仮面の賞味期限をチェックしてやらなかったことだ。

格闘技というジャンルで、
「もし次の試合でオレが負けたら、腹切ってやる」
くらいの台詞が飛び交わなくなるのは、いい傾向ではない。
皆がストイックになっては、道場のような試合ばかりになり、やがて興業は先細りし、ジャンルは衰退する。

だから切腹発言そのものも、実は全然罪ではない。
その台詞の言い方と、間の取り方を、役者・亀田大毅が演じ間違えたことが罪なのだ。

夕方、西荻で渡辺ノブ君と会う。
演出の仕事について色々教える。
ノートの取り方や、稽古の進め方、稽古場での禁句など。
抽象的な演出論よりは、具体的なTipsが中心。

9時過ぎ帰宅。
スパゲティを食べる。

コメント入力