昼前に台本の印刷を済ませ、所用のため渋谷へ。
昨日まで続いていた悪の雨は滅び去った。
悪が滅んだのはいいとして、ちょっと暑いかな。
稽古まで時間が余ったので、新宿に行き、ロッテリアに入って人間ウォッチングをした。
ただの人間ウォッチングではなく、醜男専門のウォッチング。
一時間かけて、3人の逸材を発掘。
6時から南中野で稽古。
望めぐと谷口さん、来る。
稽古前のマラソンで、左足首をほんのり痛める。
一週間で台本を40ページまで書き、何とか面目をほどこしたといいたいが、実はいまだに暗中模索である。
餃子と物語との関わりが、非常に難しい。
大体、この話にしようとした動機が、「舞台で餃子食えたら、幸せだよな」という、あばれはっちゃく的無邪気さからきているのだ。
それがどうだ。
来る日も来る日も餃子のことを考え、今じゃちっとも食いたくないぜ。
こんな悲しいことがあるだろうか?
俺はもちろん悲しい。
だが、俺のことが好きだったであろう餃子姉ちゃんも悲しかろう。
悲しいのはおいといて、とにかくやるからには勝たなければいけない。
勝つために作る餃子。
何に勝つのか?
もちろん、「何に勝つのか?」と聞いた奴に勝つのだ。
9時40分になって、三代川が稽古場へ遊びに来た。
すぐエチュードに参加させたが、相変わらず声がでかい。
健ちゃんがツボを刺激され、大笑いしつづけていた。
稽古後、中野新橋で飲む。
女の子が揃うと、女の子同士で妙なチームを形成し始めるのが、今までの研究で明らかになっている。
今回も例外ではなく、女3人揃ったら、かしましいったらありゃしない。
が、女3人といえば問答無用で思い出されるのがキャンディーズ。
あれが、台本で女の子を書く時の原点だ。