稽古見学

 昨日の夜は実家で過ごした。
 甥が二人泊まりに来ていた。
 下の子が最近ひどく夜泣きをするので、父も母もナーヴァスになっていた。
 泣いているというよりは、何かを伝えたがっているように聞こえた。
 2歳の甥は言葉でうまく言い表すことができず、いらいらだけがつのっている様子だった。
 母にとっては彼がわがままを言っているだけにしか見えないらしく、なだめあやす声が段々ヒステリックなものになっていくのがわかった。

 今朝、下の甥は何食わぬ顔で朝飯を食っていた。
 たぶん夜泣きをするだけの不快な理由があるのだろう。
 が、落ち着いて観察し、彼の伝えようとするところを注意深く読み取らないとわからないだろう。

 そういえば昨夜は暑くて寝苦しかった。
 今日も暑かった。
 9月の残暑にしては贅沢なほどの暑さで、タイムマシンで過去に天気を郵送できるなら、今年の7月に何日分か送ってあげたい。

 夕方、高田馬場へ。
 ○×カンパニープロデュース公演「Orange PunPKing」の稽古を見学し、稽古後明治通り沿いの安い店で飲む。
 台本をあーやが書き、演出を宇原君がとるという形。
 あーやは台本を書くのが初めてで、宇原君は演出をとるのが初めて。
 初めてづくしだけに、語られる悩みはとても普遍的なものになる。
 自分にとっては過去の悩みだと思っていたのだけど、実は忘れていただけで、解決してないのではと思った。

 終電ぎりぎりの東西線経由で1時半小金井に帰る。
 なんてことだ。熱帯夜だ。
 水を浴びて寝た。