批判に弱い人

 ガスの止まった冬の部屋。
 しかし電気は来ていた。
 今年流行ったハロゲンヒーターを買っておけばよかったと後悔した。
 結局、布団乾燥機をかけながら寝るという荒技を使った。これはこれで暖かい。

 グインサーガの最新刊が出ていた。
 93巻である。
 グインサーガの各巻レビューを書いている人のサイトがある。
 1巻から読み返し、内容と感想を書いているのだ。
 それによると76巻あたりで、
 「グインサーガ、なんかつまんないぞ」
 という記述があった。
 同感である。

 しかし同情もしている。
 いくら巧みに伏線を張ったとしても、100巻もの長編では辻褄が合わない部分も出てくるだろう。
 時代の変化もある。
 1巻が上梓されたのは1979年だ。
 作者を取り巻く風俗や考え方はその頃と現在とではまったく違ってきている。

 栗本薫氏は被害者意識に凝り固まってきているように思う。
 あとがきを読むとそれを感じる。
 氏にとっての敵はネット上において批判と中傷をする輩だろう。

 批判に弱い人なのかもしれない。
 グインサーガのミュージカルを初めて上演したときも、批評を読んで落ち込んだとあとがきに書いていた。

 ともあれ、約束の100巻まであと7巻を残すのみとなった。
 その先も買い続けるかどうかはわからない。
 「20巻くらいでやめると美しい思い出になる」
 そんな意見もある。
 今では確かにそう思う。

 夕方、実家に帰る。
 甥二人がいたため、夜遅くまでパソコンを使えなかった。
 そのため先にメール作業などを済ませ、ノートに台本を書いた。
 手書きは久しぶりだ。

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