重い話と軽い話

 雨が一日中降っていた。
 そして涼しい。
 気温が一段階下がったみたいだ。

 「シガテラ」連載は毎週必ず読んでいる。
 休載が多いのは、取材や構想の時間を編集部に認められているからだろうか。
 「谷脇編」が終わって以降、主人公であるの視点で描かれることが少なくなった。
 ここ数回、オギノの彼女であるを主人公にして話が進んでいる。
 視点が変わると世界の見え方は変わる。
 南雲さんは健康的な女の子だから、彼女の視点で描かれた世界は「実はいい人」ばかりいるように見える。

 シガテラは世間一般では「重い話」と受け取られているようだが、「軽い話」も同じ割合で入っていることを指摘する人は少ない。
 ドロドロの話に持っていくことは、作者の力量的に造作もないことだろうし、現在の登場人物を使って笑える恋愛ものを作ることも同様だろう。

 ヤングマガジン編集部がつけているキャプションには違和感が感じられる。
 編集者がこの作品を定義するにあたっての迷いみたいなものを感じるのだ。
 だから帯の文句を読むと、心の闇が描かれたドロドロマンガのような印象を受けてしまう。

 連載があとどのくらい続くのかはわからない。
 しかしこの作品に必要なのは、同時代に生きる読者によって誤解も含めた膨大な解釈がなされることではないか。
 それによってこうした作品が受け入れられやすい土壌が形成されれば、他ジャンルのクリエーターにとっても可能性が広がることになるだろう。

 夜、昨日作ったうどん汁で雑炊を作り、泡盛を飲む。
 疲れていたので10時ごろに寝ようと思っていた。
 ところが実際に寝たのは4時だ。

 自分でもわけがわからないのだが、今日は早く寝ようと思った日には必ずいつもより遅い時間に寝てしまうようだ。
 眠るのが嫌いなわけじゃないし眠れないわけでもない。
 10時に布団をしいて横になれば、間違いなく眠ることはできるのだ。

 つまり、寝ようと思ってからそれを実行に移すまでの間に、どういうわけか大きな壁があるのだ。
 しかもそれは、実家を含めた自宅にいる時に限ってのことなのだ。
 この壁については、まだ原因がわからないでいる。
 明け方に眠って、午前11時に起きる生活がもしも許されるのなら、今の自分にとってはベストだろう。
 以前、仕事の関係で半年ほどそういう生活をしたことがあったが、非常に楽だった。
 睡眠時間が無理なく7時間取れた。

 朝7時台に起きなければならなくなっても、夜寝る時間は変わらなかったから、やはりは夜にある。
 夜の壁。
 今後、より深く考えていこうと思っている。

コメント

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。
タイトルとURLをコピーしました