ショップ99の歌

 朝、武蔵小金井駅のホームで、若い男に声をかけられた。
 「すいません、日本テレビなんですけど、昨日の朝この駅で大学生の痴漢事件があったんですが、逮捕現場を見ていませんか?」
 昨日の朝は実家にいたので見ていない。
 首を横に振ると、その男は礼をして去っていった。
 ニュース番組のADさんだろうか。

 無愛想な応対をしてしまったのは、足が痛かったからだ。
 ぎっくり腰の足版とでも言いたいくらいの痛さがあり、歩くのが憂鬱だった。

 痛みのピークが昼頃に過ぎ、夕方にはなんとか歩けるくらいになっていた。
 阿佐ヶ谷のかもめ座へ行き、TSUKASHOWの芝居を見る。
 客席で久保田君に会った。
 マスクをし、下はジャージ姿。
 彼は来週、ミュージカルの本番がある。
 「この時期に来れたのは奇跡ですよ」
 そう言っていた。

 イギリス史の新書を読む。
 赤坂図書館のカード更新をするついでに借りたのだ。
 ユーモアに富んだ歴史の本というふれこみだったが、ユーモアは大したことなかった。
 翻訳のせいだろうか。

 10時帰宅。

 夜、99円ショップに買い物に行くが、卵は売り切れていた。
 クリスマスになにか関係があるのか。
 ケーキ大量生産で卵が不足しているのか、フライドチキン用の生け贄確保で卵を産む鶏が少なくなっているのか。
 迷惑な話だ。

 99円ショップに行くと、店内に「ショップ99の歌」が流れている。
 歌っている女性二人組の、別の曲も交互に流れる。
 疲れたおじさんみたいには絶対させないわとかなんとか、恋人を元気づける女の子の歌みたいな、頭の悪い歌詞。
 そのCDが800円で売られている。
 迷惑な話だ。

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