真夏の夜のズーラシア

昼、6キロほどジョギング。
走っていると、腕の汗がしぶきとなって飛び散るのがわかった。

夕方、ズーラシアへ行く。
モチメの知人であることさん、とりいさんと一緒。
普段は夕方になると閉園するズーラシアだが、この日は夜まで開いているとのことだった。
とりいさんは動物を見るたびに「うまそう」を連発していた。

アムール虎を間近で見る。
檻越しとはいえ、ぐるるるるとうなり声をあげながら歩く虎の姿を至近距離で見るのは、生物の本能に根ざした恐怖感があった。
あんな生き物に森で出くわしたらなんとする?
虎を猫扱いできるくらいの身長が欲しい。
そしてPRIDEに参戦する。

園内の食堂でスープカレーを食べる。
思ったより量が多く、野菜がびっくるするほど大きいサイズで入っていた。
切るのが面倒くさかったのか?

7時半頃になると園内は夕方よりむしろ混んでいた。
なぜかカップルよりも家族連れが多い。
デート目的のカップルがいたとしたら、へこんでいたかもしれない。
あちこちで子供の泣き声が聞こえた。
ズーラシアは広いから、歩き疲れたのかもしれない。
アメリカンドックを食べる3人の子連れ家族がいた。
父親が子供の一人に、食べ方について苛ついた声で注意していた。
「何がしたいんだ」
と怒っていたが、そんな言い方ねえだろうにと思った。

ほぼすべての動物を見てから、ズーラシアを出る。
中山駅近くの沖縄料理の店に4人で行き、ビールを飲んでほっとくつろぐ。
「塚山さんは旅行しますか?」
と、とりいさんに聞かれる。
「僕はあんまりしませんね」
「それは意外だな」

10時過ぎまでゆっくり飲む。
らふてい、ゴーヤチャンプルがおいしかった。
沖縄料理にはやはり、スパムを使うといいのだなと痛感。

4人で横浜線に乗って帰る。
長津田までことさん、とりいさんと話す。
「塚山さんはおうちどこですか?」
「長津田から、西荻まで帰ります」
「今日は楽しかったです」
「こちらこそ」
「また、機会があったら」
挨拶をして、長津田で別れる。

結局、とりいさんやことさんに、オレの名前は塚山じゃなくて塚本なのだということを言えずじまいだった。
おそらく、ドカ山と塚本が混じって塚山になったのだと思われる。
それもペルソナの一つと割り切り、12時帰宅。