曹操像と劉備像

本日より稽古は昼からだったが、俺の稽古は6時以降とのことだった。
が、自主練のために4時半に稽古場入りする。
筋トレをして、今日平くんに殺陣を合わせてもらう。
動きは俺よりも彼の方が断然激しい。
食事直後なのに合わせてもらえ、大変有り難かった。
しかし、自分で向上できるポイントを絞らないといけないなあ。
とにかく、出番のない時は他のシーンをよく見て、動きを見る目を少しでも肥やすことをしておかねばならないだろう。

柴田錬三郎『三国志 英雄ここにあり』を、久我山の古本屋で買う。
100円だった。
上巻をまず読む。
曹操を描写する際、呂伯奢の殺害事件と徐州の大虐殺をどう処理するかで、そのイメージが決まると言ってよい。
柴錬版三国志はオーソドックスに処理していたから、曹操は悪役寄りだ。
しかし、義に固執する劉備の生き方は、そろそろ時代と合わなくなってきているのではないか。
「戦に負けてお前らを危ない目に遭わせるかもしんないけど、それでも<義へのこだわり>優先でいくからね」
身も蓋もない言い方をすれば、これが劉備の決め台詞だ。

演義をひきずった劉備像では、21世紀の読者を納得させ続けることは難しいんじゃないか。
『蒼天航路』の劉備は、特に連載初期では、侠客として描かれていてとても好感が持てた。
今後小説化あるいは漫画化される三国志において、劉備はそういう描かれ方をされることが増えるんじゃないだろうか。

11時帰宅。
迷わず寝る。