何が潜んでいるかわからない

昨日と同じく12時過ぎに小屋入り。
3時半からゲネやる予定だったので、それまで台詞のチェックをし、衣装に着替え、髪をセットしたりする。
メイクは、迷ったがしないことにした。

初日のオペをしてくれる星ちゃんが来た。
きっかけがほとんどないので、卓の番人をやってもらうようなものだ。
吊り込みをしてくれた潮田くんも来てくれた。
身にあまる二人体制にて、ゲネの時間を迎える。

3時半からゲネ。
照明はいったんついたらそのままだし、あとは自分が畳の上で芝居をするだけなので、通し稽古と特に変わることはない。
芝居をしながらラジカセのスイッチを入れ間違えなければ大丈夫だ。

ラジカセは、1月の独り芝居と同じものを使用する。
1月はカセットテープで音を流したが、安物の宿命か音の歪みがひどいことになってしまったので、CDから直接音を流すことにした。
タイムラグを計算に入れて再生ボタンを押さなければならないのと、いったん音が流れたら足を踏み鳴らさないようにして、音飛びに気をつけなければいけない。

ゲネは53分で終了。
1時間にはだいぶ余った。
がざびぃの中野さんが見てくれて、
「いやあ、作りましたねえ」
と言ってくれた。
誘っていただいた面目がひとつ立った気がした。
5時過ぎに、受付手伝いをしてくれる理保さん、優都子ちゃん、芹川が来た。
前回とは違い、スペースにはゆとりがあり、なおかつお客さんも多くないため、3人もいらないくらいなのだが、開場してからは自分が一切動けないので、舞台監督の代わりにキューをくれたりする人も考慮して、3人に入ってもらった。

理保さんに、
「前回、綾香を殴るのに使った小道具をお返しします」
と、泉屋のクッキーをもらった。

7時半、初日開演。

始まってすぐ、客席が真っ暗で何も見えないことに気づいた。
正面の上から当たるライトのため、完全な逆光になっているのだ。
ゲネもそうだったのだが、星ちゃんと潮田くんと中野さんがどこに座っているかはわかっていたので、気にせず芝居をすることができた。
だが本番は、誰がどこに座っているのかまったくわからず、目線を決めようにも、目の前全てが暗闇という有様だった。
ついライトを見てしまい、ますます客席が真っ暗に感じられ、

(もしかして、無人の客席に向かって芝居をしているんだろうか?)

と思ったりした。

前半から中盤にかけてのしゃべりのスピードが、自分でやりながらも半端でなく、焦りで台詞を飛ばし、汗びっしょりになってしまった。

51分。
ゲネよりも2分短かった。
お客さんは、呆気に取られたんじゃないかと思う。

清水、榊原が来てくれた。
次回の飲み会について話す。

モチメも見に来た。
「間があってもいいところに間がなかった」
という意見をもらった。

後片付けをし、見に来てくれた松本さん、理保ちゃん、星ちゃんらと飲む。
ゲネを見た星ちゃんによれば、ゲネより全然早かったという。

11時過ぎ帰宅。
台本を読み直し、今日の反省をする。
お客さんが見えている時は、自分の発した言葉がお客さんに届くまでの時間のが、感覚としてわかる。
ところが今日のように見えていないと、届いているかどうかわからにうちに、次の言葉を発してしまう。
そこに、お客さんが座っていることを、目ではなくて気配で感じるようにしなければいけない。
あと、急いではいけない。
丁寧にやらなければいけない。

3時就寝。

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