猫の写真

 朝7時起き。
 冷凍庫のご飯をおかゆにして食べる。
 先週末、胃の調子が悪かった時に食べたおかゆが、大変おいしかった。
 風邪をひいて38度以上の熱を出した時でさえ、おかゆを食べることはほとんどなかったので、あのおいしさは意外だった。

 正直なところ戸惑っている。
 たとえば、高校の教室。
 カッターナイフか何かで作業をしていたら指を切ってしまった。
 かすり傷だが少し出血した。
 その時、それまで一言も口をきいたことのなかった女の子が何の気無しに「はい」と言ってバンドエイドをくれた。
 それ以来、その子のことが気になって仕方ない。
 みたいな感覚だ。おかゆに対して。

 ヒッチコック本読了。
 ストレス解消や現実逃避手段としての過食は、美食ではなさそうだ。
 ソーセージにかぶりつき、ウォッカを喉に流し込むスタイルは、味より飢えを癒やすこと優先といった感じだった。

 猫を見つけるとついデジカメのシャッターを押してしまう。
 自宅前のごみネットで熟睡している主(ぬし)
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 青山霊園を徘徊する黒猫。
 人を恐れないが、毛並みはごわごわ。
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 高円寺の待ち猫。
 ビルの入り口をこの状態でずっと見ていた。
 ちょっとイライラしているような顔つきだった。
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 自宅前の主猫。
 朝の日だまりにメロメロで、踏んづけそうになった。
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 近所の虎猫兄弟。
 昨年生誕。
 コンビニそばの駐車スペースで、ホットケーキみたいにつぶれて寝ていることが多い。
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 虎猫兄弟はこの割烹で厄介になっている。
 飼われているわけではなく、店の者からえさをもらっているだけらしい。
 しかし店の表にある池にいる金魚を時々食べている。
 恩を仇で返す兄弟ではある。
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 夜、ジョギング。
 府中方面から人見街道を通り、多磨霊園の南を抜けて連雀通りに出るコース。
 かなり速いペースで走る。