夕べは実家に帰った。
ノートをとったりしながら4時半まで起きていた。
疲労困憊して寝たが、7時半に起こされ、竹の子ご飯を食わされた。
子供の頃、日曜日の朝食は10時前後だった。
両親とも9時過ぎまでぐっすり寝ていたのだ。
年をとると朝が早くなるというのは本当だ。
朝のニュースを見ていると、Hero’sの大会に桜庭が登場した事件を取り上げていた。
昨日その場面はテレビで見ていたのだけど、これは確かに驚きだった。
3月に?田道場をやめていたらしいが、Prideとの契約がどうなっているのか、気になるところではある。
Hero’sでは曙がまた敗北した。
相手はドン・フライ。
正直なところ、今回のカードは曙に花を持たせようとしたんじゃないだろうか。
4年前の高山戦でドン・フライは総合格闘技引退宣言をしたんじゃなかったか?
「体重落とせばいいというものではない」
と、曙は試合前に語っていたが、第2ラウンドでドン・フライに膝蹴りを見舞おうとした際、自分の腹の肉が邪魔になって当たっていなかった。
それじゃ、駄目だろうよ、さすがに。
ドン・フライは勝利した後、曙に敬意を表するのを忘れなかった。
正直なところ、4年前の高山戦で、
「タカヤマサン、アリガトウ」
と試合後にマイクで語ったのを見て以来、ドン・フライのことは悪く言う気になれないのだ。
日本人独特のハートの一部分を、ドン・フライはつかんだと思しい。
所英男もタックルに行く時にカウンター気味の膝蹴りをもらってノックアウトされてしまった。
ひそかに応援していた永田(弟)も、秋山成勲に負けてしまった。
山本KIDだけは4秒で勝利し、己の商品価値をアピールしていたが。
ターザン山本が、大晦日興行が格闘技を駄目にするかもしれないと、ターザンカフェに書いていた。
それはそうだろう。
ギャラだけを考えても、365日のうち、たった1日が残りの364日の意味を無にしてしまう構造。
これは、おかしい。
PRIDEとHero’sの欠点は、競技が洗練されていくにつれ、視聴者もまた競技者と同じ知識を得なければ楽しめなくなることだと思う。
みんながみんな、専門的知識を得てまで見たいとは思っていないはずだ。
今のままでは、そのうち飽きられるだろう。
朝食を食べ終わってから、再び12時まで寝る。
起きてからブログの更新をする。
唐十郎『透明人間』再読。
再読ばかりしている。
夕方、モツ鍋を作る。
カツオだしに醤油、酒、砂糖のスープ、おろしにんにく、しょうが、唐辛子。
具はシンプルに、下茹でしたモツ、キャベツ、にら、しらたき。
スープが大量にあまり、ラーメンを入れて食べた。
9時過ぎジョギング。
いつものコースを走る。
竹内銃一郎『ひまわり』読了。
チェーホフ『三人姉妹』つながりだ。