朝10時起き。
昨夜は宵っ張りだったのに、目覚めは良かった。
外は曇り。
気温もかなり下がったようだ。
寝苦しさがなかったため、熟眠できたのだろうか。
洗濯と掃除をする。
よりによって曇った日に洗濯なんて、タイミングの悪いことだ。
公演直後、工事現場のようだったオレの部屋はようやく片付きつつある。
次回公演のことをぼんやりと考える。
荘厳なものをやりたいという気持ちがある。
それ以外、なんのプランもない。
<荘厳>から連想して、キーワードがどれだけ増えていくか。
夜、タマネギと豚肉を焼き肉丼にして食べる。
少しずつ、自炊脳が復活しつつある。
長谷部浩『野田秀樹論』
松尾スズキ『大人計画全仕事』
それぞれ読了。
演劇ミーハーになった気分だ。
週末は見事に暑かったが、肝心の海の日である今日は一日中雨で肌寒かった。
あの暑さはなんだったのだろう。
<荘厳>という言葉を頼りに本棚をあさっていたら、篠田節子『弥勒』と目が合った。
5年ぶりに読み返すことにする。
その前に、山田詠美『風味絶佳』を読み始めたら、止まらなくなる。
贅肉をそぎ落とされた言葉が突き刺さる。
だが、鍼灸師の針のように心地よい。
一行一行に、新鮮な<気づき>がある。
そういえば、純粋に本を読むのは2ヶ月ぶりか。
飢えていたんだな。