マグネシウム不足稽古初日

7時まで台本書き。
シャワーを浴びて仕事へ。

昼、食べに行くのも買いに行くのも面倒だったので、久しぶりに弁当を注文した。

夕方5時に早退。
いったん家に帰り、書き足した台本の印刷をする。
プリンタ、新しいのを早く注文しなければ。

6時から稽古。
芹川、上岡君、真希ちゃん、先に来ていた。
真希ちゃんは3月のゲキダンエンゲキブ公演で共演した女優さん。
今回、マグとの縁を作ってみようと誘ってみたところ、オーケーしてもらえた。

出演者は以下の通り。

塚本健一 芹川翔 尾鷲知恵
鈴木理保 上岡一路 渡辺大滋
森宏之 花田真希

思った以上に大人数になった。

集まって来たところで、公演の説明を少しする。
そして、台本を一つずつ配り、読み合わせをしていく。

『絶滅した種族』と『プーチン』が、バカバカしさの双璧。
これに対して『野球部』は、むしろシリアスな話。
『禁煙室』は、マグ旗揚げ公演『虻一万匹』ふうの不条理。
色々な話があるが、バカ話がやはり多くなった。
書くことに対して素直になって、思うまま書いてみたら、馬鹿な話ができた。
つまり自分は、素直になると、バカなんだろう。

9時半まで稽古をしてから、西荻で飲む。
森さんの高専時代の話を聞く。
ラーメン屋『のろ』の話が面白かった。

12時前に散会。

自分が去年はじめて一人芝居をやった時、稽古をしている間ずっと、
(こんな素舞台で本当にできるんだろうか)
(こんな内容で面白くできるんだろうか)
という不安に襲われていた。
しんどかった。
同じような不安を、今回他の役者が味わうことになると思う。
身一つの恐怖といえるかもしれない。
でも、それを経験することで、
(こういうのもアリなんだ)
という感じに、価値観の転換が行われたり、心理的にタフになってくれたりすると、企画した者としてはこの上なく嬉しい。

でも、しんどいだろう。
役者が感じるしんどさは、自分に直接伝わってくるはずだ。
今回は、演出席に座ってどっしり見ることはしないので、手を出せない辛さもあるかもしれない。