養生食

明け方、何度か目覚める。
布団をちゃんと被っていたのに身体が冷えているように感じた。
手袋と靴下をはく。

7時40分起き。
手袋と靴下のおかげで、身体は暖かみを取り戻していたが、胃の具合が良くなかった。
先週と同じ症状。

朝一番のニュースで、中村勘三郎の死去を知る。
絶句。
何度か舞台を拝見しているが、自分の存在を観客に許させる意味での愛嬌は、国宝級の方だった。
上手いとか下手とか、意味がないんだなと、毎回思わされた。
沈鬱な気持ちになる。

9時から仕事。
おにぎりを食べるが、すぐにお腹いっぱいになってしまった。

とにかく眠気がひどくて、パソコン画面をまともに見ていられなかった。

昼過ぎ、コンビニでおにぎりを買い、休憩室で食べるが、一つ食べただけで苦しくなったので、しばらく昼寝をしてからもう一つを食べた。
こういう時はとにかくちゃんと食べなきゃ。

結局夕方までその調子で過ごした。
頼まれた仕事をちょこっとやった以外は、椅子の背にもたれて唸っていた。

5時半、定時退社。
6時過ぎ帰宅。

プロレスリングノアの小橋建太が、退団するニュースを見る。
ノアといえば小橋だ。
時代が終わってしまったことを感じる。

甘酒を作って飲み、9時まで仮眠をとる。

起きてから、マグサイトの回収作業。
すでにわけのわからないことになっている。
11時で切り上げる。

冷凍庫に冷やしていたご飯でおかゆを作る。
梅干しをのせて食べる。
養生食だ。