『パルプフィクション!?』見る。

9時半から作業。

ずいぶん前に改修したツールの実行結果が届いた。しかし、そのツールへの入れ替えをすると、別のツールで正常動作しなくなったという。

別ツールを調べてみると、大したことではなく、ツールの使い方に問題があったと思えたので、丁寧に説明したメール文にして返送した。

昼、整骨院へ。右ふくらはぎの電気治療をしてもらう時、位置が全然違ったので、もっと下ですと伝える。

帰宅し、昼飯に、しょっつるで作った水炊きを食べる。

午後、どさん子ツールのクライアントからきた新しい依頼について考察する。ここは、すぐに対応するよりは、じっくり考えた方がよさそうだと判断する。

夜、自転車で下北沢へ。

小劇場「楽園」にて、宇宙一超絶技巧雑技団2023の渡辺一哉スペシャル観劇。演目は『パルプフィクション!?』

映画『パルプ・フィクション』をどこまでやるのかが気になっていたし、一哉さん、百合香さん、山口君と、知っている出演者が三人もいたので、これは見に行かねばならない芝居だと思い、LINEでお知らせを送ってくれた山口君からチケットを買った。

素舞台で、凝った転換や照明もなかったが、それはわかっていた。冒頭、パイプ椅子を手に山口君と百合香さんが出てきて、パンプキンとハニー・バニーのシーンを演じ始め、そのことだけで笑ってしまった。

一哉さんはヴィンセント役で、芝居をしながら時々若手のしくじりに鋭くツッコんだりしていた。基本的に映画のほとんどの場面を吹き替え台詞で再現していた。唯一、ブッチが八百長の約束を反故にしたあと、乗って逃げるタクシー場面だけがなかった。主宰の橋沢さんがブッチを演じ、サスペーダーを外すとパンツがずれ落ちるムーブを見せた後、上半身も脱ぎ放ち、豊満に熟れた肉体を惜しげもなくさらしていた。

座興の体裁で作られた芝居なのに、最後まで見入ってしまった。この脚本をタランティーノは、たしか、それほど時間をかけずに書き上げたんじゃなかったか?

上演時間は2時間たっぷりあったが、完コピを目指す情熱に打たれ、だれずに見ることができた。役者の力量、経験の差はかなり感じたが、そういうことを指摘するのは適切ではないと思った。いいじゃないか、やりきったんだから。

終演後、一哉さん、百合香さん、山口君に挨拶する。長話はできなかったが、終演後の面会というやつを四年ぶりにした。

ハンバーガーとシェイクを買って帰ろうか迷ったが、結局なにも買わずに帰宅し、買い物に行き、ビールとロゼワインを買ってきて飲んだ。

『パルプ・フィクション』のDVDを再生し、好きな場面だけ見た。ブッチがリサイクルショップで武器を探し、最後に日本刀を選ぶ場面など、ほんとうによくできてるなあと改めて思った。

飲んでも酔いが進まず、気がつくと3時を過ぎていた。3時半就寝。